躑躅ヶ崎歴史案内隊ガイド予定の変更です

2023-09-23 10:37:21 | 紹介
ここ数日、不安定なお天気が続いて、時折局地的な豪雨もありますが、
気温も下がって体感的には秋らしくなってきました。
甲府市内でも学校では秋の運動会が開かれたり、
秋の彼岸でお墓参りに行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
市内のお寺の駐車場は朝から混雑していましたので
涼しい時間にお出かけの方も多いようです。

ずっと暑さが続いたので、そろそろ散策も良いですよ、ということで、ミュージアムの
イベントや市の行事などでもお世話になっています
躑躅ヶ崎歴史案内隊の今月の活動を先日お知らせしたところでしたが、日程が変更になりました。
当初は24日(日)でしたが、30日(土)に変更です。
時間は、9時30分〜12時30分までと変更はございません。

躑躅ヶ崎歴史案内隊の皆様になりかわり、ご予定をされていた方には大変申し訳ございません。
また、次の機会によろしくお願いいたします。

ミュージアム旧堀田古城園側では、最近午前は姫ニャンが大活躍との報告を受けました。
何でもお客様がいても元気に走り回っていて、愛想を振りまいているとかで
かわいい招き猫状態のようです。
はしゃぎ過ぎて器物など壊さなければ良いのですが、こちらを訪れた際は中庭をお探しください。


生け垣に隠れていましたが、見られているのに気づいてハッとしてました。
まだまだ今年生まれた子猫ですので、やんちゃな盛りです。
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企画展前期展も残り2週間

2023-09-20 18:01:18 | 紹介
9月20日になりましたが、異常気象で相変わらず暑さが続く甲府です。
今年は信玄公没後450年を迎え、「戦国大名武田信玄の遺産」と題した企画展を
開催しています。
年間を3つのテーマで区切り、現在は川中島の戦いを紹介した第2期目のテーマ
「竜虎相搏つ−武田信玄と上杉謙信−」を開催中ですが、会期は10月2日(月)までとなっています。
展示品は、武田VS上杉を前面に出して、両軍家臣団を描いた画像と両軍大将の遺品
信玄公の直筆書状と謙信所用の軍配団扇を展示しています。
直筆書状は、墨の濃淡が特徴で信玄公の書き方のクセが良くわかる資料です。
独特の書き方でクセが強い。
そして、軍配団扇に書かれた神々のお名前。
毘沙門天の化身、などと言われる謙信の信心深さがわかる一品ですが、毘沙門天意外にも
たくさんの神様の加護を頼んでいた姿がわかるものです。

そして、10月4日(水)からは、いよいよ後期展です。
後期展では、改めて信玄公に焦点を当てつつ、川中島の戦いをご紹介します。
展示資料も甲斐善光寺様から川中島の戦いで武田軍が用いたとされる陣太鼓が出品されます。
大型でケースに入らないので、露出で展示しますので、間近でご覧いただけます。
もう一つの目玉は、信玄公といえばやはり諏訪法性兜。
下諏訪町諏訪湖博物館様のご厚意により、2年前の生誕500年に続いて、
当館2度めの展示と相成りました。


前回展示は、コロナ禍真っ只中でお越しになれなかった方も多かったと思います。
今回は、没後450年の節目で再登場となりましたので、この機会にぜひご覧ください。
10月28日(土)には信玄公祭り出陣式もありますので、祭りに参加される前、
あるいは翌日ゆっくりと冨永愛さん演じる信玄公が着用される兜の本物をご覧いただき、
信玄公祭り参加の記念、そして甲府への旅のおみやげにしていただければ幸いです。
詳しくは、また近くなりましたらお知らせいたしますので、よろしくお願いします。
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本日から老人週間です。

2023-09-15 17:48:01 | イベント
本日15日は老人の日、そして21日まで老人週間ということを御存でしょうか?
老人福祉法が制定されて今年は60周年を迎えまして、
信玄ミュージアムでは、この期間中65歳以上の方の特別展示室の観覧を無料とします。
対象年齢の方は、年齢証明ができる身分証などを受付にご提示ください。
企画展もまだまだ絶賛公開中ですので、
この機会にご入館いただき、貴重な資料をご覧いただければ幸いです。

さて、9月に入りまして、相変わらず残暑厳しい毎日です。
皆様体調管理は大丈夫ですか?
甲府は雨の日に1日だけ涼しい日がありましたが、晴れの日はずっと30℃超えています。
秋の虫の声だけは賑やかになってきましたが、肝心の気候は夏のままという厳しい環境です。
旧堀田古城園の庭にあるエゴの木は、びっしりと実を付けていまして

このところヤマガラが2羽、実を啄みに来ていまして、少しずつ数を減らしています。
まだ冬支度には早いのですが、今からしっかりと食べて、これから訪れる厳しい冬を
乗り切らないと。

そして、この暑さがなければ、そろそろ野外散策には良い季節です。
先日から信玄ミュージアムボランティアガイド活動再開に向けた取り組みもご紹介しています。
10月中旬以降となれば、さすがに行楽シーズン真っ只中ですので、ぜひとも、
武田氏の歴史に興味のある方は、個人・団体を問いませんので、ガイド希望のお声がけを
いただけますと、ガイドの皆さんも張り合いが出ます。

一足早く、躑躅ヶ崎歴史案内隊の皆さまの今月活動の告知です。
今月は、来週24日ですので、少し時間もありますから、来訪予定の方がいましたら、
お気軽に受付にお声がけください。
当日は2名の武者がご案内予定ですので、先着順でございます。
さすがにもう1週間も経てば、きっと散策に適すはずです。


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石川数正の功績?

2023-09-08 17:53:06 | 紹介
大河ドラマ「どうする家康」も豊臣対徳川の争いが描かれ、夏の前に姿を消してしまった
武田氏関係では、久々に真田昌幸登場で信玄公の名前も紹介される場面も描かれました。
そうした中、家康古参の重臣、石川数正が突如出奔して豊臣秀吉に寝返るという
ショッキングな出来事が放送され、その後、先週は天正地震を機に秀吉と家康が和睦し、
臣従する動きを見せたところで終わっています。
石川数正の出奔は、歴史的にも解明されていない未だに謎の多い事件です。
徳川家中でも重鎮として重用され、岡崎城代まで務めていた人物ですから、簡単に裏切る
ということはないと思いますので、知られざるよほどの理由があったのでしょう。

それはさておき、家康を今川氏の人質時代から支え、数多の合戦に従軍して功を挙げた
最古参の数正は、徳川軍の戦術などを体現してきた動く軍事機密だったわけですから、
その武将の寝返りで徳川の軍法は、すべて秀吉の知るところになったのは大きな損失でした。
もちろん、織田・徳川の同盟時代は、ある程度お互いの情報の共有はあったはずですから、
数正一人の寝返りでどこまで影響が出たのかはわかりませんが、ここで戦術変更を迫られた
家康は、かつて辛酸を嘗めさせられた武田氏の軍法を採用することにしたようです。
軍法といってもその時点でどこまでどう変えたのかはよくわかりませんが、石川数正の
おかげで武田氏の遺産が徳川氏に引き継がれる形で再脚光を浴びることになりました。
もちろん、旧武田家臣らも一役買ったわけで、それ以降は徳川軍の軍法は、武田信玄の
遺した軍略に変わり、徳川の世になっても変わることなく採用されていきます。
そして、甲州流軍学として大成された「甲陽軍鑑」が編纂されると、各大名らもそれを習い、
信玄公の事績が全国区となったわけです。
とはいえ、そう上手くトントン拍子で広がったわけではありませんが、甲州流軍学が幕府に
認められた遠因を辿れば、石川数正の出奔になる、ということに。
逆に数正がそのまま徳川家に留まっていたら、軍法の変更もなかったかもしれませんし、
その場合、今ほど武田氏の名声もなかったかもしれません。
歴史にもしもはありませんが、もしもを考えると、信玄ミュージアムもなかったかも・・・。
逆に、石川数正が秀吉の家臣となって松本を与えられなければ、現在の国宝松本城は
存在しなかったかも。
いろいろな意味で石川数正の行動は、後の歴史に大きな影響を与えたと言えるかもしれません。

ちなみに、現在開催中の企画展前期の見どころは、信玄公直筆書状とライバル上杉謙信所用の
軍配団扇ですが、後期展示では10月開催の信玄公祭りに合わせて、信玄公全開の展示で行きます。
「甲陽軍鑑」も久々に展示の出番が回って来る予定ですし、
本物の諏訪法性兜も下諏訪町諏訪湖博物館様のご協力で借用予定です。
展示できる資料数は限られますが、一品を一つ一つ丁寧にご覧いただけます。
次回もぜひ、ご期待下さい!

余談になりますが、瀕死の重傷を負って数カ月行方不明だったお兄ちゃんが姿を見せました。
首筋の傷痕は残っているようですが、見るかぎりは今までと変わりなく元気そうで。
相変わらず、睨むときは鋭い目つきで、まだ目は死んでいないようで一安心。
たまには顔を出して、妹・弟たち新人パトロール隊員を教育してほしいものです。




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ボランティアガイド研修会を開催しました。

2023-09-04 16:55:01 | 紹介
9月1日(金)から新規の信玄ミュージアムボランティアガイドの応募受付を開始しました。
お問い合わせもいただいていますが、特別な資格や知識は必要ありませんので、ご安心ください。
信玄ミュージアムは、国史跡武田氏館跡と関連する歴史を紹介する施設ですが、
そのガイドは歴史が好きだけではなく、野鳥が好き、山が好き、植物が好きでも構いません。
史跡や施設の立地環境も含めて、幅広い分野でやる気があって実際に参加可能な人を
募集していますので、興味ある方は気軽にお問い合わせください。
参加可能と言っても、自分の都合、自分のペースで活動していただければ結構です。

また、以前からご登録の方については、ガイドの模擬研修会を開催しました。
いくつか、過去にもあった案内依頼を参考にした想定問答集からいくつか出題して
ガイドの皆さんにMY案内計画を作成して意見交換しました。
コロナ禍の中でガイド活動も規制され、数年間活動休止が続いていましたので、
思い出してもらうことと、発表によってお互いの良いところを吸収し、
今後より良い案内ができるようになることを目的として実施した研修でした。
同じ場所、同じ想定でも答えは三者三様。
正解も不正解もないのですが、こうするともっと良い、という気付きを共有できた点で
参加された方には有意義な研修になったのではないでしょうか。
本来でしたら、その中の想定問題だった信玄公の墓所までのガイド案を基にみんなで
歩こうと思っていたのですが、外があまりに暑過ぎて断念しました。
また、次の機会に試して見ようかと思います。
ちなみに、信玄ミュージアムボランティアガイドの活動は、10月2日(月)から本格的に
再開する予定ですので、ご希望の方は、信玄ミュ〜ジアム、または市教育委員会歴史文化財課へ
お問い合わせくださいませ。
ご都合とご要望に合わせて神社になっている館跡やミュージアムをご案内いたします。

そして、土曜も姫ニャンは元気でしたが、近づくとすぐ逃げられてしまいまして、
距離を詰めるには、まだまだ努力が必要です。
姫ニャンと顔なじみになっているカフェスタッフさんからいただいた写真が
良く撮れていたので拝借しました。
ドアップ姫ニャンです。

野良ですが何か? 的なニャ〜。
お越しの際は、旧堀田古城園での出現率が高いので、そーと探してみてください。
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