5人の国連職員が不正行為で起訴され、事情聴取のため飛行機でナイロビに送られた。
カクマにおける汚職事件では、取引が実行される前に被害者がそれを通報し、少なくとも5人の国連職員が事情徴収を受けることになった。
ケニアのUNHCR支部での調査を受けるため、5人の国連職員と2人の難民スタッフがナイロビに輸送された。
この5人の国連職員は、カクマのUNHCR支所でそれぞれ、保護、再定住、コミュニティサービスユニットに属していた。また、2人の難民職員は、UNHCRから奨励金を受けて通訳として働いてた。
国連のポリシーで、シェルターの提供、難民認定、海外への再定住を含め、難民に対するサービスはすべて無料で行われると定められている。しかし、UNHCRやその他のカクマにおける事業実施パ^トナーによって運営されるプログラムの実態は、必ずしもこのポリシーのとおりになっているわけではない。
住民は、キャンプ内でサービスを行うほぼすべてのセクターにおいて、不正、シェルター物資の盗み、警察官への賄賂が蔓延していることに不満を漏らす。キャンプ内のコミュニティでは、少なくとも12以上の不正行為や噂があるが、このような情報を勇敢にメディアに出したり、酷い行いを恥じたりする独立した団体はなかった。
KANEREはこの件についてUNHCRに接触したが、カクマの中枢でのこの怖ろしいスキャンダルについて、保護ユニットが情報を開示することはなかった。
不正行為の告発に対し、UNHCRがとる典型的な対処方法は、関与した職員の任地変えで、解雇することは滅多にない。
しかしながら、多くのUNHCR職員が腐敗し不正調査をストレスに感じる一方で、UNHCR の中で腐敗の脅威を抑止しようと懸命に働く素晴らしい人々がいることも確かだ。
KANEREは素早く調査を行い、証言者や情報提供者の一部がUNHCR によってウガンダに異動させられたことを知った。これにより、真実の調査はさらに困難になった。
汚職事件について、今後のKANERE記事でさらに詳細を取り上げる予定だ。注目してほしい。
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