2008年にケニア初等教育修了資格試験(KCPE)をカクマ難民キャンプで受けた1215人のうち、キャンプの中学校で教育を続ける資格があるのはわずか40人(3%)である。カクマ難民中学校の教室はがらがらで、何百という若者の将来は不確かだ。
KCPE試験で合格点の250点以上をとった440人の生徒のうち、400人がスーダン人だった。ケニア、ウガンダ、スーダンの各政府とUNHCRが署名した三者合意のもとで、スーダンの生徒はキャンプの中学校の第一学年に入学することが許されなくなる。
中学校に通う資格のある40人の非スーダン人の生徒のうち、女子はわずか10人だ。
カクマ難民中学校の副校長は現在の状況について次のように報告している。「学校が許可した生徒はほとんどいない。一年生にスーダン人は一人もいない。しかし学校はキャンプ外の学校からもっと生徒が入るのを期待している」。これは、ケニアの小学校に通っている非スーダン人の難民で、KCPEの合格点に達している生徒のことを指している。
かつてのカクマキャンプでは中学校に入るために生徒の間で厳しい競争があった。現在は、スーダンの生徒の身にふりかかった新しい教育政策によって、カクマ中学校の1年生の教室は大方空っぽである。
スーダンの生徒たちは言う。自分たちには3つの選択肢しか残されていない。学費を払う余裕のある生徒はケニアの学校に入ろうとするだろう。学費を払えない生徒はスーダンに帰ってそこで学校を探すだろう。3番目の選択肢は、キャンプの家に留まって、「死ぬまで教育にさよならする」ことだ。
今年中学校に入れてもらえなかった生徒たちは、複雑な気持ちを報告している。「これから私に何が起こるかよくわからない」と、高得点でKCPEに合格したあるスーダン人の生徒は言う。「私は、大学レベルまで教育を続けられると、とても大きな希望と期待をもっていました。でもスーダンに帰ってスーダンで中学校に席を見つけなさいといわれました。スーダンには学校はないか、あったとしても少なく、ケニアに比べて質の高い教育が受けられないのが心配です」
もう一人のスーダン人の生徒も同じ気持ちを語った。「私はスーダンに帰るのが怖いです。スーダンも場所によってはまだ安心できる平和がないところがあります。平和が実際には行き渡っていない地方があるのです。まだ平和のない自分の国に強制的に帰されるように感じます」
カクマ難民中学校の副校長によると、新しい政策を変えることはできないので、教育を求めている生徒のためにできることはほとんどない。そして彼女は付け加えた。「私は、スーダン人の生徒は教育を受ける権利を拒まれていると思います」
しかし、匿名情報筋によれば、UNHCRは難民の若者に中等教育を提供する義務はない。「最低必要条件について、UNHCRは小学校教育を提供することだけ委託されている。したがって、このような状況では、たとえ全体的な要件は叶えられていなくても、目標は叶えられていると我々は考えている」。
UNHCRは、難民の若者に基本的な初等教育を提供することだけが必要だと考えているのかもしれない。しかし、KCPE試験の結果はこの基準を叶えられなかったことを示した。試験を受けた生徒のうち、36%しか初等教育修了資格の最低要件をパスしなかったのだから。
KCPE試験で合格点の250点以上をとった440人の生徒のうち、400人がスーダン人だった。ケニア、ウガンダ、スーダンの各政府とUNHCRが署名した三者合意のもとで、スーダンの生徒はキャンプの中学校の第一学年に入学することが許されなくなる。
中学校に通う資格のある40人の非スーダン人の生徒のうち、女子はわずか10人だ。
カクマ難民中学校の副校長は現在の状況について次のように報告している。「学校が許可した生徒はほとんどいない。一年生にスーダン人は一人もいない。しかし学校はキャンプ外の学校からもっと生徒が入るのを期待している」。これは、ケニアの小学校に通っている非スーダン人の難民で、KCPEの合格点に達している生徒のことを指している。
かつてのカクマキャンプでは中学校に入るために生徒の間で厳しい競争があった。現在は、スーダンの生徒の身にふりかかった新しい教育政策によって、カクマ中学校の1年生の教室は大方空っぽである。
スーダンの生徒たちは言う。自分たちには3つの選択肢しか残されていない。学費を払う余裕のある生徒はケニアの学校に入ろうとするだろう。学費を払えない生徒はスーダンに帰ってそこで学校を探すだろう。3番目の選択肢は、キャンプの家に留まって、「死ぬまで教育にさよならする」ことだ。
今年中学校に入れてもらえなかった生徒たちは、複雑な気持ちを報告している。「これから私に何が起こるかよくわからない」と、高得点でKCPEに合格したあるスーダン人の生徒は言う。「私は、大学レベルまで教育を続けられると、とても大きな希望と期待をもっていました。でもスーダンに帰ってスーダンで中学校に席を見つけなさいといわれました。スーダンには学校はないか、あったとしても少なく、ケニアに比べて質の高い教育が受けられないのが心配です」
もう一人のスーダン人の生徒も同じ気持ちを語った。「私はスーダンに帰るのが怖いです。スーダンも場所によってはまだ安心できる平和がないところがあります。平和が実際には行き渡っていない地方があるのです。まだ平和のない自分の国に強制的に帰されるように感じます」
カクマ難民中学校の副校長によると、新しい政策を変えることはできないので、教育を求めている生徒のためにできることはほとんどない。そして彼女は付け加えた。「私は、スーダン人の生徒は教育を受ける権利を拒まれていると思います」
しかし、匿名情報筋によれば、UNHCRは難民の若者に中等教育を提供する義務はない。「最低必要条件について、UNHCRは小学校教育を提供することだけ委託されている。したがって、このような状況では、たとえ全体的な要件は叶えられていなくても、目標は叶えられていると我々は考えている」。
UNHCRは、難民の若者に基本的な初等教育を提供することだけが必要だと考えているのかもしれない。しかし、KCPE試験の結果はこの基準を叶えられなかったことを示した。試験を受けた生徒のうち、36%しか初等教育修了資格の最低要件をパスしなかったのだから。
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