Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2012年4月号 今月号からの引用

2012年06月29日 | 今月号からの引用
「誰も亡命するのを手伝ってくれなかったけれど、ルワンダは自分にとって安全な場所ではなかった。母国へ戻るのに、UNHCRに手伝ってもらうことはないと思う」
――J.Clare ルワンダ難民の女性 /「ルワンダ人の難民認定停止がもたらす危険」より

「ぜんぜん安心できません。何で弟が殺されたのかも分かりません。ダダーブ難民キャンプを離れてここに来ても、毎日こんな状態ではとても暮らせません」
――アハメド・M 、被害者の兄 / 「カクマ2で殺人事件発生」より

「目を開けるように言われ、一人が銃を首に突き付けてきた。金を出すか死を選ぶかだと脅された。
――シーヤ、生き延びたエチオピア男性 / 「カクマ1での強盗事件」より

「治安は落ち着いています。警察は24時間パトロールを行っていますし、地元の難民警備員たちも、治安部隊と連携して動いています」
――A.C 匿名の治安部隊職員 / 「カクマ2で殺人事件発生」より

「バスはスピードを出し、事故当時人が大勢乗っていたと記憶している」
―― トゥラ、エチオピア難民 / 「悲惨な事故」より

「男に平手打ちされ、床に組みち伏せられた。レイプされるなんて、許せなかった。実の兄弟の目の前でレイプされるくらいなら、死んだ方がいいと思った」 
――ミタ、生き延びたエチオピア人女性 / 「カクマ1での強盗事件」より

「とても厳しい男だ。食糧配給センターでは、人間を犬でも扱うように殴っていた。サタティの悪行は有名なんだ。こんどは、我々の仲間と問題を起こしちまった」
――デイビッド、ゾーン2に住む難民のリーダー / 「反感を買っていた警察官、深夜に暴行を受け病院へ」より

「全体のプロセスは遅れ気味だが、新リーダー選出の選挙は、2012年の3月までには実施れるだろう」
――モハメッド、ソマリア選挙委員会のメンバー / 「難民キャンプの選挙」より

「娘が何の罪を犯したのか警察に説明して欲しいと言いました。彼女は8日間も閉じ込められていましたが、私には何も知らされていませんでした。警官は私に、ここに来てお金を払えば娘は釈放されるといいましたが、そのときは手持ちのお金がなくて」
――ホデン、サイラの親 / 「反感を買っていた警察官、深夜に暴行を受け病院へ」より

「憲法は紙に書かれているが、どのくらい役に立つものだろうか? これからどうなるか注目したい」
――マークス、クマ2の小学校教師 / 「難民キャンプの選挙」より

「相談してほしいね。俺達だって人間なんだよ。お偉いさん達のやり方が正しいかどうかわからないのに、それが難民のためだなんて、どうしてわかる?」
――匿名の難民店主 / 「キャンプに新住所番地」より

「私はどうしようもなかった。家が崩壊する前、私は赤ん坊に乳をあげていた。赤ん坊と、外の暑い日差しを避けるためにやはり家にいた上の娘は、すぐに眠りについた。突然の崩壊はとても怖かった」
――ニヨムレミ・ブランディネの母親 / 「避難所崩壊、子どもが死亡、もうひとりは怪我」より

 「一緒にお昼を食べたのに、その直後に子どもたちがおぼれたと聞いて、ショックを受けました。子どもたちが息絶えているのを見た時も、本当だとはとても信じられませんでした」
 ――サラ、溺死した子ども達の母親 / 「難民の子ども2人、雨季に現れる川で溺死」より

「追放されると言うことは、違う世界にいることだ。我々は単に生きているだけ。死ぬよりましということだ。普通の生活など出来ていない」
――エリアス・レマ、カネレのエチオピア人難民ジャーナリスト / 「世界のジャーナリスト、CPJ(ジャーナリスト保護委員会)国際会議に集う」より


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