Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2009年3-4月号 難民奨学生、UNHCRの対応遅れでカクマにまだ立ち往生

2009年08月16日 | 教育
1月上旬に修士プログラムを開始するはずの奨学生が、UNHCRの旅行証明書発行手続きが間に合わず、未だにカクマ・キャンプで待機している。

1月に、KANEREは、コンゴ難民のJ・M氏にインタビューした。彼はスウェーデン、ルンド大学医学部の二年間の修士課程プログラムに留学するため、全額の奨学金を授与されている(「UNHCRの手続きは難民の海外留学を遅らせる」を参照)。

彼は2009年1月12日に研究プログラムを開始する予定だった。残念なことにUNHCRの手続きの遅れでJ・M氏.の条約旅行証明書(CTD)が間に合わなかった。

J・M氏によると、5月初めの段階で、UNHCRは手続きを継続しているという。最近、彼はプロテクション・ユニットの職員に呼び出され、彼のCTD発行を「加速処理」するよう、キャンプ・マネージャーに委託していると言われた。

KANERE4~5月号をブログにアップロードする段になっても、J・M氏はまだカクマ難民キャンプにいる。1月初旬に始まっている研究プログラムにまだ参加可能だろうかと質問すると、J・M氏は、「まだ期待している」と答えた。


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