ななれれカフェへようこそ!

   ~笑う七色レレ来たる~

家族葬

2017-11-13 18:12:10 | 日記
れれボンが天寿を全うした翌日、家族葬を行った。

当初は家の近くのペット霊園でやろうと思っていたが、つぶれたのか 全く電話がつながらず、

他の2つの霊園も2日後しか空きがないと言われ、

協会の職員さんが探してくれた郊外の霊園でお願いすることになった。


カービィーのパパお手製のタンカに乗せて、



れれボンは我が家を旅立った。



霊園は、仙台のペット霊園としては1番古くからやっているこじんまりしている所だった。




お気に入りだったおもちゃとか、何か一緒に入れますか?と聞かれたので、

虹の橋の仲間たちと一緒に食べるように、大好きなリンゴと焼き芋とあんぱんを一緒に入れて欲しいとお願いした。



それと私と娘からの手紙を入れた。




七色は、既にれれボンと犬語の交信でお別れを済ませていたようで、遺体を見ることはなかった。



協会の担当の職員さんもお休みのところお子さんを連れてお別れに来てくれた。


涙 涙のお葬式になるかと思いきや、

式の進行中、ずっとお子さんが七色の背中から尻尾付近を触ってたので、そのうちぶっ飛んで式を台無しにしやしないかと気が気ではなかったし、


 「 ななタンのお尻に触るなんて10年早いっちゃ 」



 「 それ以上ななタンに触ると やけどしますよ 」



お経を詠んでる時、七色がお経とチーン Ω\ζ°)チーン のリズムに合わせて、首をかしげるのが可笑しくて、娘が必死で笑いをこらえ、別の意味での涙をこぼした。



火葬が終わり、

骨を拾っている間、七色は入口付近でステイさせていた。そのうち家族の所に来るかな?と思っていたが、そこから動くことはなかった。




この霊園は、本当に丁寧に骨を拾って下さり、頭蓋骨はつぶさず、そのままの形で骨壺に入れる主義だそうで、顔が大きいれれボンの骨壺は人間と同じ大きさになった。

私はれれボンの顔を両手でなでる時、いつも「 れれちゃんの顔はしっかりして安定感があるよね~ 」 と言ってた通りに、大きくてしっかりした頭蓋骨だった。


お骨になったれれボンを抱きかかえ、我が家に戻った。




後日、霊園からご丁寧なお手紙と共に、れれボンの小さな骨が送られてきた。タオルの下に骨が少し残っていたとのこと。
分骨はよくないと聞くけど、その少しの骨を骨壺に入れようか、小さい袋に入れてお守りにしようか迷いながら、まだかえしに包んだままにしてあります。
骨壺の存在がかなり大きかったので、置き場所がない・・・と困り、仮置き場として以前TVを収納してた押入れに置いたら、そこが妙にはまって仏壇風になっています。
れれボンは、お骨になっても存在感が大きいです。
今、そこがお花畑のようになっています。
れれボンにお花を下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。その様子はまた改めてアップします。

その仏壇風のところに、毎日お水とフード、りんごやパンなどを供え、お香を焚き、・・・Ω\ζ°)チーン はないけど。れれボンに話しかけています。
「 れれちゃん、おはよう。今朝こっちは冬みたいに寒いよ。虹の橋は暖かいんでしょう?今日はりんごと薄皮つぶあんぱん置いておくけど、れれちゃんは寒がりだから、今日は来ないのかな~?こっちに来ると風邪ひくかも知れないから無理しないでね・・・・ 」 と言いながら、風邪は引かねわな。と自分につっこむ。そんな毎日。

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虹の橋までの7日間

2017-11-08 23:16:47 | 日記
コメント欄をのぞくと・・・・・

おったまげるほどの数のコメントになっていて、言葉を失いました。

改めて、こんなにたくさんの温かい方達がれれボンを見守って下さってたのだと、薄い胸が熱くなりました。

1件1件、うなずきながら、涙と鼻水をたらしながら読ませて頂きました。

皆さんの思いやりと優しさに包まれて、れれボンは今、虹の橋とウチを楽しそうに行ったり来たりしています。・・・・ついさっきも窓辺に居るよと七色が教えてくれました。

何度でも申し上げます。本当に本当に、どうもありがとうございます。

れれボンも隊長もこんな優しい皆さんに支えられて、本当に幸せです。

本来なら皆さんお一人お一人にお返事を差し上げなければいけないところですが、

私の想いや感情を正確にお伝えするのは今はまだ難しいので、

ここに、れれボンの最後の1週間の様子をご報告し、お返事の代わりとさせて頂くこと、何卒 お許し下さい。


長い話になりますので、お風呂やトイレは先に済ませて下さい。・・・・おい 

以前のボログでもお話しましたが、

協会の獣医さんがいらした時、れれボンは何とかおしっことウンPは、介助して出させてました。

れれボンはずっと以前から、いつもおもらししてる状態で、圧迫排尿でも出し切ることもできませんでした。

膀胱炎は仕方がないとして、尿毒症が恐かったので、立って歩かせて自然な排尿をさせてあげたい一心で介助をしてました。

でも獣医さんに、もうこの状態では寝たきりにさせた方がいいよ。無理に立たせて歩かせようとして転んで大腿骨を骨折したら、大変なことになるから。と言われ、私もれれの脚に限界を感じていたので、その日から、寝たきりの生活になりました。




あんなに大変だったおしっこ介助が、時々、おむつを確認し圧迫排尿し、体位を変えてあげるだけになりました。

その時に気が付きました。寝たきりになると、介護がこんなに楽になるのだと。

1時間以上かかっていた食事の世話も、点滴をしてあげるだけとなり、口内炎がひどく、歯磨きもする必要もなくなりました。

夜中にワンと吠えて私を呼んだのは、寒かったからだということがわかり、夜中は湯たんぽと暖房をつけっぱなしにしたら吠えることもなくなりました。



私にできることは、寄り添って声をかけ、なでてあげることだけになりました。


亡くなる4日前、最後のウンPが出ました。色の濃い脂っぽい便でした。鼻がつまり、イビキをかき、目を開けたまま寝るようになりました。


その後、耳が上がったまま、戻らなくなりました。



代謝が悪くなり点滴が体に回らなくなったので、点滴もやめました。



時々、おう吐するようになりました。でも、食べていないので出てくるのは胃液と水だけ。




亡くなる前日から当日にかけて、30回もおう吐しました。おう吐する姿は、かわいそうで見てるのが辛かったです。

れれボンは、体内のいらない物を全て出し切っているかのようでした。




それでも苦しんでいる様子はなく、最後の最期まで、触るとビクっとするし、呼びかけにも反応していました。




体は全ての肉をそぎ落としたように骨ばり、その姿は即身仏のようでした。



亡くなる直前、おう吐が一段落しスヤスヤ寝ていたので、今のうちにと、七色を公園に連れて行こうとした時、

娘が大きな声を上げました。 「 ええ! 今、れれが 首をぐっと上げたよ! 」

全く動けなくなっていた れれボンが急に首を上げたというのです。

急いで様子を見に行くと、音もなくおう吐をし、既に呼吸が浅くなっていました。

・・・・・ 遂にお別れの時がきました。

みんなでれれボンを触りながら、名前を呼びました。

「 れれちゃん!れれちゃん!みんなここにいるからね。疲れたでしょう。もう楽になっていいんだよ。頑張ったね。ほんとによく頑張った。・・・・もう頑張らなくていいんだよ・・・・・」

そう言ってる間に、苦しむことなくス~っと、ともしびが消えるように静かに逝きました。目と口は開いたまま、体はまだ温かいままでした。

 

それから

娘が蒸しタオルで体を清拭し、パピーの時のアルバムと七色との写真を選びボードにまとめ、遺影を作りました。

私は口や穴に綿をつめ、目と口を閉じ、骨と皮になってしまった体に(カレンママさんに頂いた)レースの洋服をかけ、1対のお花を生けました。

夫は死後、出てきた体液を拭き、保冷剤で体を冷やし、脚を曲げ ← (結局、戻ったけど) れれボンの布団回りをキレイにしました。

七色は、虹の橋に持って行くお土産を用意しました。



そして供養だからと食べました。




5月に発作で倒れてから死は常に身近にあり、覚悟はできていたとはいえ、看取りはやはり戸惑い、分からないこともたくさんありました。
ボログの更新がままならず、れれボンの介護の様子をなかなか皆さんにお伝えすることができませんでしたので、最期は詳しくありのままをお伝えしたいと思いました。
また、少しでも今、介護中のワンコさんや、看取りを控えているワンコさん達の参考になればと思い、書きました。
長くなりましたが、ご清聴、ありがとうございました。どうぞご着席ください。・・・・ずっと立たせてたんかいっ

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虹の橋

2017-11-05 20:25:36 | 日記
77-00ボログ読者の皆様へ




れれボンが家族みんなに見守られながら、虹の橋へ旅立ちました。

16才7か月でした。

れれボンは どこにそんなに力が残ってたの?というぐらい、決して生きることを諦めず最期の最期まで頑張って頑張って、生き抜きました。










葬儀、火葬と家族3人で、青空の雲の中に真っすぐに煙となって昇っていくれれボンを見送ることもできました。

まるで自分で旅立つ日にちを選んで逝ったかのように、家族が揃える日にしてくれました。


また後日 改めまして、ご報告いたしますが、

これまで6年7か月の間、れれボンを温かく見守り応援して下さった皆様に心からの感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。






点滴

2017-11-02 18:22:59 | 日記


日差しが差す場所で、気持ち良さそうに寝ているれれボンの近くで、自分も日向ぼっこしたいんだけど、遠慮して、場所を探してる七色。


病院で受けていた点滴を、

れれボンの負担を考えて家で隊長がやることにした。

2人体勢でやるといいですよ。と獣医さんが言ったので、


                                犬の手を借りた。

ウチには 役に立たない 七色しかいないので、

七色に見守ってもらいながら行っている。
                                  
輸液を電子レンジで人肌に温めてからやるのだけど、れれボンは寒がりだからもう少し温めてあげたら、熱かったらしくて


                                  「 アッチチアッチ ← 郷ひろみのリズムで動きました 」


そんな失敗もあったけど、家で点滴ができるってれれボンにとってもストレスも負担もなく楽だし、隊長にとっても、れれボンにしてあげられる喜びがあるので、とても良かったと思う。





みなさんからたくさんの思いやりに満ちた優しいコメントを頂戴し、読みながら涙がこぼれました。れれボンも隊長も幸せ者です。
本来ならば、皆さんおひとりおひとりにお返事をしなければならないのに、本当に申訳ないです
でも、皆さんのお気持ちはしっかり心に刻みました。
今も、れれボン頑張っています。夜は、れれの隣で手をつなぎながら寝ていた隊長でしたが、風邪を引いてしまい体が辛くなった時にちょうど夫が帰ってきて、昨夜は夫が寝袋を着て、れれボンと一緒に寝ました。
体温が低くなっているので一晩中、ストーブをつけたまま+湯たんぽで暖かくしています。
どうか引き続き、見守って下さいね。

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すやすやと

2017-11-01 17:35:15 | 日記
れれボンは食欲が日増しに落ち、遂に何も食べなくなり、

病院へGOひろみし、点滴を打ってもらった。

脱水はしてるものの、肝臓も腎臓もそれほど悪い数値ではなかった。




1日中、寝たきりになり、でもおしっこだけは、何とか立たせてやっていた。

そんな中、



協会の獣医さんが、れれボンを訪問してくれた。


                                  男嫌いの七色、先生が入ってきた途端、大いに吠え暴れた 


獣医さんは、無理に立たせておしっこをさせると転んで骨折することもあるから、寝ながらでいいんですよ。

介護は頑張ってはいけない、完璧を目指してはいけない。手を抜くこと、助けを求めること。

と言われたけど、隊長は1人だし、そうはいかない。決して完璧にしようとは思ってないけど、

私のできる限りのことをすれば、後悔だけはしないはず。れれボンの頑張りに応えたい。その一心で頑張ってこれた気がする。




夜、娘がれれボンの見舞いにきた。



こういう時も、れれちゃん死なないでとか、かわいそうに。とかそういうネガティブな言葉はかけないで、

ごく普通の会話をしていいんだよ。と獣医さんに言われてたので、ポジティブな声かけをしようとするんだけど、

どんな言葉をかけても、なぜか涙が出ちゃうの。女の子だもん。おばさんだから。 ← アタック№1のリズムで。古っ

れれちゃん、そんな骨と皮になって スリムな体でよく頑張ってるよね~とか言ってもね~だよね 


こういう時は、七色が1番冷静で、自然体。


 「 何億光年 輝く星にも寿命があると 百恵ちゃんも言ってたことだし 」




れれボンは、1日中スヤスヤと寝ています。れれちゃん!と声を掛けると目を開けようとするので、耳も目もまだ大丈夫。
体位を変えようとすると、自分で立とうともします。何も食べていないのに、ウっと吐き気がきて口の中をぐちゃぐちゃすることもあるので、もう体が食べ物を受け付けていないことを何より れれボンがわかってたのでしょう。結局最後に食べたのは、小指の爪ほどのバナナでした。← 生の牛肉だったらカッコよかったのに。・・・・そうなのか?
菓子パンにはさめて飲ませていた てんかん薬も飲めなくなったので、発作が恐いところですが、今のところはありません。
おう吐も下痢もなく、食べられる物を食べられる分だけ食べてくれました。食べた食べないで一喜一憂していましたが、もうそれは終わりです。
ロウソクの火がそっと消えていくように、苦しまずに安らかに逝ってくれること。それを切に願っています。でも、れれボンは生命力がとても強いです。修行僧みたいに頑張ってます。

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家系図

2017-10-28 20:15:09 | 日記
先日、盲導犬協会様からずっしりとした小包が届いた。

なにかな なにかな~? れれボンの介護グッズかな~?それとも老犬用おやつセットとか?本の形の加湿器とか?

開けてみたら、



 「 ただの本だっちゃ 」


パラパラ漫画を見るように、めくっていくと、・・・・・ちゃんと読まんかいっ 

こんなページがあった。


 「 これ何スカ? 」


これは繁殖犬さん達の家系図。

文字が小さくて、普通の人なら見過ごしてしまうだろうけど、

老眼の隊長でも、れれボンの名だけはすぐに見つけられた。




先日 母親にプレゼントしたハズキルーペで再度確認したが、



 「 えと、れれボンがここで、ジャハナはここにいて・・・・あれ?ななタンどこだべ? 」


あのさ・・・・言いにくいんだけど、七色の名前はないみたい。



 「 なんですと!そんなわけないべっちゃ。隊長は老眼だから見落としたんでねの? 」


全員の名前が載るわけじゃないから、気にすんなって。



 「 もしかして ななタンの本当のお母さんは隊長ではないんスカ? 」



・・・・・え? 今更 気がついちゃった? 


                                    れれ 「 これは何のあみだくじだべ? 」 

 「 まさか、ななタンのお父さんはそこにいる あみだ爺さんではないっちゃね? 」


そんなわけないっしょ。

顔も性格も全然 似てないし、ななとれれは赤の他犬。

この家系図からすると、恐らく血のつながりはパラフィン紙より薄いと思われる。


                                     れれ 「 おら 寝る 」

 「 衝撃の事実が発覚。ななタンの本当のお母さんは犬だった。」



ちなみにお父さんも犬だよ。 



日本盲導犬協会様が創立50周年を迎えられました。この場をお借りして、お祝いを申し上げます。おめでとうございます。
「 盲導犬候補犬は、盲導犬になってもなれなくても一生の幸せが約束されているんですよ。」 と教わり、あれから20年。お陰様でその言葉の通り我が家で預かったパピーはみんな幸せになりました。
れれボンは長生きできましたし、この子はダメだ。協会に返しなさい。と獣医に言われた問題児七色もそれなりの中高年になりました。
PWをやったことで、こうして皆さんとボログを通じて交流をもてたことも私の財産となりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。 引き続き今後共、どうぞよろしくお願い致しますです。

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深夜の一吠え

2017-10-26 18:40:12 | 日記
相変わらず ご無沙汰ばかりで、すみません。

皆さんの地方では先日の台風の被害は大丈夫だったでしょうか?

滅多に台風は来ず、慣れていない77-00地方では、明日 恐ろしい台風がくるらしいゾ。ということで

市内の学校全部休校、不要不急な外出は控えなさい的に言われるので、家にこもっていたけど、

ちょっと川を見に行ったら、



確かに水量は多いけど、大したこともないので、

ずっとウンPを貯めていた七色を連れて、散歩へGOひろみ!



風は強かったので、七色の耳がヒラヒラとなる。


そして散歩が終わると、


 「 ななタンの耳を知りませんか? 」


台風一過。



久々のお日様に、2犬 日向ぼっこ。



 「 れれは死んでましぇん 」



・・・・・ 死んだように寝てるだけ。



今日も死んだかのように・・・・



いえ。死んでましぇん。




まだ天国からお呼びはかからないみたい。







昼間はこうして ほとんど寝てばかりいるれれボンですが、最近、夜中に急に 「 ウワン! 」 と大声で吠えたり、小さい声でヒィ~ン と泣くので、行ってみるとウンPをもらしてたり、布団からはみ出たから戻してと言う。
今まで吠えたことがないので、いったい何事かとビックリして、眠れなくなる毎日。
よく、臨終前にワンと一声吠えるという話を聞くので、もしやこれは最期の雄たけびか?と慌てるんだけど、当のれれボンは吠えたという意識がない模様。
これが昼間に吠えたなら、「 れれが吠えた! 」 ← クララが立った!のリズムで。とか言っちゃうんだろうけど、夜中はそうはいかない。死神が立ったか?になる。
れれボンはパピーの頃から要求が少ない子で、撫でられたりハグされるとビクっとして喜ぶ子ではなかったのだけど、夜中は撫でてあげると落ち着く。・・・・でもお願いだから昼間にして。昼間ならいっぱい撫でてあげるから。と昼間は起こしておきたい隊長だけど、 この通り、昼間は死んだように寝るれれボン  そんな爺さんを無理やり起こすことなどできようか?・・・いやできまい。・・・つ~か、起きない。  なのでリンダ困っちゃう。そんな毎日。 

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残飯は?

2017-10-20 22:04:20 | 日記
れれボンを先に食べさせ、

あともう少しで食べ終わりそうな頃、

フィ~ンフィ~ンと小声で鳴いて待っている七色が やっと「 いただきます 」になるも・・・・



七色、ガツガツ食って、すぐ食べ終わる。

それに対してペチャペチャ食べのれれボンは、ここからが長くかかる。

なので最近は、

れれボンにご飯を出して、食べ始めた時に七色と散歩に出かけるようにしている。

こうすると、帰ってきた時ちょうど食べ終わる頃で、七色もそう待たなくても済む。



時に、れれボンだけが美味しい物をもらえたりする。


れれ 「 ちゅ~る ちゅ~る なんだべコレ うめ~ごだ 」


この商品を開発した人ってスゴイと思う。

こういう物を食べたことがない不器用な男ッス=れれボンでも、チュルっと食べられる。


チュルをどうしても食べたい七色は、チュルがゴミ箱に行く前に顔を差し出し、


              「 つぉっと待ってけろ 」

こぼれた1滴をなめる。


こんなことはあっても、七色はれれボン残したものを食べることはなかった。

れれボンが食べ残すと、あたりをウロウロして食べたそうにするけど、食べることはなかった。

隊長が食べていいと言わない限りは、七色は食べないとわかっていた。


ところが、


                                   れれ 「 隊長がゴミ出しに行ってる間に、食ってたど 」

 「 なんのことだべか? 」


ゴミを出しに行って帰ってくると、れれボンのお皿がキレイになっていた。

・・・・あれ? アタスさっきお皿 洗ったんだっけ?・・・・え?残飯捨てたっけ?・・・・・あれ?でも七色の器におからのカスがついてるから、まだ洗ってないはず・・・・・

物忘れが激しい隊長は、さっきのことが思い出せない。

それをいいことに・・・・

 七色、お前 食ったな?

先生 怒んないから正直に言ってみろ。




 「 はい。先生。ななタン給食委員として、残飯を出さずにお皿をピカピカにしておきました 」


ゴミは出ないし、お皿を洗う手間も省けて一石二鳥!さすが給食委員!・・・・・なわけあるかっ




七色には七色の言い分があって、隊長が出かける前に、れれボンには枕元におやつを、七色には器におやつを入れて台所に置き、隊長が玄関を出たらそれを食べていいことにしているので、七色は隊長が出かけたと思ったんだね きっと。
れれボンのお皿には七色がもらえない牛乳が入ってたので、(七色は豆乳) 美味しくて何度もなめたのでしょう。
そんな給食委員、七色にワンパンチ 

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ギクっ

2017-10-14 22:33:04 | 日記
そろそろ危ないな。

そう感じてはいたが、

それでも踏ん張って、れれボンを介護していた。

れれボンの後ろ脚がⅩになり、ナックリングし、体重が増えた分、前脚に負担がかかり、

前脚も言うことを聞かなくなり、

「 お願いだから立って 」 の隊長の哀願も空しく、

崩れ倒れたれれボンを起こそうとしたとき、

腰と背中が、ギクっ といった。

そのまま、動けなくなり、

れれボンと共に、しばらく地面に沈んだ。

あ~  もうダメ。もう無理。このままでは共倒れになる。ななれれ隊、崩壊の大ピンチ!  

泣く泣く、協会にSOS。

数日、預かってもらうことも考えたが、

夫や娘は全く当てにも役にも立たず、

結局は、ご近所 親娘さんに協力してもらって、何とか乗り切った。遠くの家族より近くの愛犬家。ほんと有難い。



 七色の散歩の後に、抗菌シャンプーで脚を洗ってくれているところ。



れれボンの食欲はムラがあり、あんなに好きだったテッパンの牛乳がそれほどでもなくなり、ジャガイモやニンジンのポタージュも渋々飲むカンジになり、

今はカボチャのポタージュと、さんまのすり身汁だけが頼りになっている。

相変わらず食いつきがいいのは、菓子パンと、ゴマクリームを塗ったパン。やっぱりこれはテッパン!薬を飲ませるのに助かっている。


ぎっくり腰になってから初めて今日、街まで運転してみた。左腰に手を当てながら運転して、最近できた生食パンを買いにGOひろみ!

食欲が下降気味のれれボンに食べさせてあげようと思ってさ。



 れれ 「 いい匂いのする枕だなや 」


 何だか、死にかけているワンコに、冥途の土産に美味しいパンを買ってきてあげた的な絵面になってるけど大丈夫か おい? 


死にかけていたワンコが、香ばしい匂いに生き返り、クンクン匂いを嗅ぐ 


れれ 「 クンクン 」



そして、目が奥に引っ込んで目ヤニに開けずらくなっている目を これでも精一杯開き、こう言う。


れれ 「 おらは 死にましぇん。天国に行くより、このパンに黒ゴマクリームを塗って食べる方がいいでがす 」


パンへの情熱はまだあるので、大丈夫そう。


れれボンが発作で倒れてから、5か月が経った。

精密検査をしてないので、今までれれボンの病名については伏せてたけど、脳腫瘍の疑いが濃いと言われている。この5か月、ずっと薬を飲み、大きな発作が起きてないのが救い。





皆さん、何度も言いますが、れれボン隊長共々、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。
れれボンはこの5か月で、後ろ脚が立てなくなり、おしっこが出し切れず膀胱炎になり、肝臓、腎臓も悪くなり、目が奥に引っ込み、歯周病で歯が抜け、鼻がつまり、目ヤニ、ヨダレ、鼻くそ、おしっこ、ウンPだらけの寝てばかりの110才になりましたが、それでも れれボンは、決して悲しんだりせず、何の文句も不平不満を言うこともなく、何の要求をすることもなく、今の自分を受け入れています。なるようにしかならない。それをちゃんとわかってます。
そういうワンコだからこそ、こんなに長生きできたのでしょう。
皆さん、励ましの応援ありがとうございます。れれボンも隊長も・・・時々七色もこれからも頑張りますので、今後もどうか温かく見守って下さいね。

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ドラム缶?

2017-10-07 17:41:44 | 日記
ドラム缶か? と思ったら、



七色の胴体だった。



ななれれの病院へGOひろみ!した。

1か月前に2犬分の予約をしていたのにもかかわらず、なぜか取れておらず、

初めて会うヤングな男の先生に、

七色、緊張マックスで、

れれボンが診察台に乗ってる間に、

下でウンPをもらすという あってはならない失態を引き起こした。


                              れれ 「 い~けないんだ いけないんだ 先生に言ってやろ 」 

 「 ななも木から落ちる。七色も筆の誤り。ななッパの川流れ だっちゃ 」


1回の粗相ならまだ 猿や弘法やカッパもあることだけど、、




れれ 「 あろうことか ななタンは 2回も もらしたんでがす 」


肛門腺をしぼろうとした時にも、先生の手にもらしやがった。


・・・・・すッ 何度もすみません  れれはもらしても 七色はこんなことしないんですけど・・・・


七色も自身のしでかしたことにショックを受けた様子。

 「 してしまったことはしょうがないんだから、ま 忘れてこれ食えや 」 と優しい隊長が差し出したおやつ (ヒマラヤチーズ) さえも口にしようとしなかった。



 「 穴があったら 飛びたい でし 」 ・・・・・ 穴に入れや 



肛門腺をどうにか絞り終え、

先生が診察台から下ろそうと、抱っこしたとき、


 「 ななタンに触ったら ただではすまないぜよ  」


と、暴れた。 先生、落としそうになり慌てる。


・・・・・  ほんとに重ね重ね、すみません。 





驚いたことに、れれボンはこの1か月で体重が2㎏も太っていた。やっぱり菓子パンのカロリーは老犬をも裏切らなかった。
れれボンのおこぼれをもらっていた七色も、1㎏太っていた。ってことは、れれボンと同じに食べていた隊長も・・・ 恐いので体重計には乗らないでおこうと思う。
れれボンは隊長に似て、あんこが大好きで、あんパンなら何個でもいけるタイプ。毎日、薬をあんぱんの中に入れて食べさせていた。時にはピーナッツパン、時にはチーズ蒸しパン、時にはマロンクリームパン。何にしてもカロリーが高いけど、高いものほど薬がはさめやすいの。
もう菓子パンはやめて、黒ゴマクリームを塗った食パンに薬をはさめることにした。昨日から。黒ゴマを食べなかったことも想定して、ピーナッツクリームも買ってきたけど、黒ゴマが2犬に大人気!これで、適正体重にGOひろみ!

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