留守番のおやつ

いつも　ななれれを留守番させる時は、

各々のお皿に、おやつを入れ、

「　ウエイトだよ～！　」　と言いながら、用意を済ませ、

玄関を出て鍵をかけるギリギリ前に、「　ＯＫ！　」　←　食べていいよの合図。

と行って出てくる隊長。

ＯＫと言った後に、お皿に移動する音が聞こえてくるので、ちゃんとＯＫまで待っている正直者だ。ウチの子らは。

そう思っていた。


今日も、ボランティアに出かける朝、いつものようにお皿に、フレンチトーストのかす　を入れ、


玄関で靴を履こうとしたら、

おっと　いけね～　靴下をはいてないことに気が付き、

引き出しから靴下を出して、もたもた履いていたら・・・・・　何だか音がした・・・・・ワフワフ・・ワフワフ

この音は！・・・・まだＯＫと言ってないのに　誰か食べてる！

急いでその現場を確認に行くと・・・・


れれボンがお皿に顔をつっこんで、フレンチトーストのかすを食っていた。


「　あら～～れれちゃん！　まだウエイトでしょう～！　」　と顔を押さえ、


七色を見ると・・・・


まだお皿にも近寄らず、れれボンが食べる姿を　ゲージの中から　どす暗い顔でじぃ～っと見ていた。


「　あらら～～、ななちゃんは何てお利口さんなの～！　ななちゃんも食べていいよ！ＯＫ！　」　と言い、七色が食べるのを確認してから家を出た。



それから４時間半後、家に帰り、お皿を確認すると、

なんということでしょう。

れれボンのお皿には食べ残しのカスがまだ残っていたではありませんか。


食べている途中で叱られたれれボンは、それ後、お皿の残りの、かすのかす　を食べていなかったのだった。

「　ええ～～？　れれちゃん？　おやつの残り、食べなかったの！？　」　と驚く隊長。


お皿の前で、「　食べていいんだべか？　」　と上目づかいで見るので、

「　いいよ！　」　と言う。　それでも食べない。

「　はいＯＫ！　」　と言ったら　ようやく食べた。


それをまた　どす暗い顔の七色が見つめ、　「　ずぶんの分は？　」　と上目づかいで隊長を見つめた。


そんな昼下がり。



「　おやつの前ではお利口さん。さまよう気分はハンター　」　←　暦の上ではディセンバーのリズムで。その動画は、こちらで








朝の忙しい時間帯のことだったので画像はありませんが、各自、脳内で２犬の様子を想像するように。
れれボンはどこまでもマイペースで、七色は、頭が硬くてヒステリックなロッテンマイヤーさんに似ています。
そんな２犬にワンパンチ　　

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