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   ~笑う七色レレ来たる~

うさぎのホームステイ3日目

2015-07-20 21:59:44 | 日記
うさピョン滞在3日目。



うさピ 「 なんかな~い? なんかな~い?ねえ隊長。」

にんじんあ~る にんじんあ~る ← チーかまある チーかまある のリズムで。

あんなに警戒音を パキンパキン鳴らしていた うさピョンだったが、

ななれれ達が、意外にも草食系のオオカミだとわかり、

全く パキパキさせなくなった。

特にうさピョンが心を許したのが、ゆるゆる爺さん れれボン。



                          うさピ 「 おじいさん、あたち お腹がすいたの。にんじんちょうだい 」 

  れれ 「 お腹がすいたら寝るのが1番。寝れば忘れるべさ 」


れれボンの ぬぼ~っとしてる風貌と動きの鈍さが、うさピョンの警戒心や恐怖心を取り除いていった。



れれ 「 おらのこと犬のプーさんと呼んでけろ  」 

 
または、犬界の蛭子能収と呼んでもいいと思う。


穏やかなプー蛭子に対して ← 何じゃそりゃ 

鳥でもないのに飛ぶ犬 七色は、

うさピョンの動きに機敏に反応し、かかってこいや~的な無駄な闘志をみなぎらせていたが、  

隊長からの再三の警告により、

どうにか、格子越しの面会ができるようになった。


             うさピ 「 もしもし ななよ ななタンよ。にんじん持ってきてちょうだいな 」

                      「 草なら庭にいっぱいあるっちゃ 」 


七色をパシリに使う うさピョン。



うさピ 「 ちがうって。にんじん だってば~  」


七色、手ぶらで戻る。



うさピ 「 ななタンは役に立たないわ。もういいから、あたちをここから出してちょうだい  」

                「 大丈夫だっちゃ。家賃の請求なんかしないから ゆっくりしてっていいっちゃ 」



                     うさピ 「 そういうことじゃないの~。あたちはここを出て にんじんが食べたいのぉ~  」


うさピョンはゲージの中をよじのぼったりして、元気に動き回るようになり、かなり騒々しい。

その結果、


ななれれは・・・・



  「 ななタン うさピョンに ついていけないっちゃ 」    れれ 「 寝れば 忘れるど 」  


れれボンは、うさピョンがうるさくしても気にせず無視。

七色は、うさピョンの気を荒立てないように、足音を立てないようにソロソロと歩くようになり、




うさピ 「 もしもし ななタン れれボンよ~ 向こうのお山のふもとまでかけっこしようよ~ 」 ← もしもしカメよ。のリズムで。


2犬どちらからともなく、うさピョンから逃げるように外に出て行った。


 「 なんと~おっしゃる うさぎさん ななタン今から 昼寝だわぃ 」 

                             れれ 「 おらは のろまな上に 昼寝もするから お山にはたどりつけねべな 」


・・・・・こうして、うさぎとの異文化交流は不調に終わったのだった。






れれボンは、布団の上にウサギが乗ると急いでよけ、「どうしたらいいんだべ?おら 小さい女子は苦手だど」的な困惑顔を見せた。一方 七色は、初めこそウサギに興味深々でストーカーしてたが、一緒にいると疲れるタイプの女子だったらしく、彼女をなるべく刺激しないように一定の距離を保ち、近くに行かなくなったのが、おかしかった。
たまにはこんな異文化交流もいいもんだよね。

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