「 飛べない犬は ただの犬。ななタン８歳だっちゃ 」
れれ 「 無駄に動くな。動けば負けよ。れれボン１４歳でがす 」
先日、久々にドッグランに行ってきた。
「 とりゃあ～～、七郎丸だっちゃ～ 」見事な飛びっぷり。飛べる犬健在をアピール。
一方、れれボンは全く動かず 匂いとりをしてるので、
おやつをチラつかせ、「 歩いてもいいからボール取ってきて。」 と言ってみる。
れれ 「 安心して下さい。走ってますよ 」 ← 安心して下さい。はいてますよ。のリズムで。
一生懸命 脚を動かしているのに、なぜだか前に進まない れれボン。
そうこうしているうちに、
ドッグランに忍び寄る、細いワンコ発見。
体も脚が細くて、ボルトより速くてアメンボみたいな犬。← 何この園児みたいな比喩は。
ほら、あれ、なんて名前だっけ？？ なんたらペット。
で、飼い主さんに聞いてみた。
「 ウイペットでしたっけ？ 」
ウイペットさんは、ドッグランでボールを追いかけるぐらいじゃ物足りないらしい。
ランの外で、ルアーなんたらっていう競技の練習をするっていうので、見せてもらった。
口輪をつけて、うさぎを模した毛をロープで動かして、それを追いかけさせるらしいのだけど、あまりにも速くて、おら おたまげただよ～。
ビュ～ンってカンジ。← なにこの３歳児のような比喩は。
こんなスゴイのを、七色に見せたら大変なことになると思ったので、
七色は、ここから様子を伺っていた。
「 なんですと？この世に ななタンより速く飛べる犬がいたのスカ？ 」ウイペットの飛びに比べたら、七色なんて、屁よ屁。無理して競って一緒に走ったら、靱帯切って即入院だわよ。
いや～、すごかった。ウイペットはただの犬ではなかったわ～。
れれボンみたいな超スローすぎる走りもあれば、ウイペットみたいな弾丸のような走りもあれば、七色のような無駄に飛んで走って回る走りもあり、犬も色々。走りも色々。だっちゃね。
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