ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

ドイツ本場の味 胎内高原ビール(その1)

2008-03-17 00:19:17 | ビール紀行(甲信越)
久住高原ビールに引き続き、「高原」つながりで今回は「胎内高原ビール」のご紹介です。新潟県の北部の胎内市に位置し、スキー場やホテルなどがある緑豊かな山の中の醸造所です。珍しいことに、こちらは胎内市の市営醸造所です。地元の農業振興の一環として地ビール事業を展開しているみたいです。他にもハム・ソーセージなどの肉製品や乳製品も手がけています。市営とはいえ、侮れません。ここの醸造所はドイツからドイツ人マイスターを招聘し、マイスター直伝の本格的なビール造りを行っています。訪問したのは一昨年の夏で、醸造所兼レストランの「胎内高原ビール園」でビールを頂きました。この時はこの後に行きたい場所(醸造所)があったので、30分程度しか時間が取れない慌ただしい滞在となりました。

     

入口の看板です。なかなかいいデザインだと思います。期待できます。

     

胎内高原ビール園の建物です。ヨーロッパ、特にドイツかスイスを意識した建物だ
と思いますが、大きく立派です。初期投資にかなり力を入れたことが伺えます。

     

内装もこだわっています。木を基調とした落ち着いた雰囲気。キャンドル型の照明
など細かいところまで凝っています。レストランの窓からは目の前を流れる胎内川
を眺めることができます。

     

ビールのテイスティングセットです。左からピルスナー、クッパー、アルトになりま
す。写真では真ん中はヴァイツェンと書いてありますが、この時の特別醸造ビー
ルであるクッパーに変えてもらいました。このクッパーはスタイル不詳です。こ
の中でもピルスナーが秀逸!華のような香りと引き締まった苦味が特徴的です。
他のブルワリーのピルスナーよりも苦味が強く感じましたが、ただ苦味が強いの
ではなく、心地よい余韻となって残るのです。香りと苦味のバランスが絶妙でし
た。ピルスナーで普段驚くことはあまりないのですが、ここのは正直驚きました。
なかなかやるじゃないですか。

(続く)


胎内高原ビール園
新潟県胎内市熱田坂670-1
TEL:0254-48-2020


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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すごい行動力ですね ()
2008-03-17 00:34:52
またまた、お邪魔します。
久住高原に続いて胎内高原・・・北へ南へと勢力的に地ビールを飲まれることに脱帽ですww。
写真を拝見させていただきましたが、すべて天候に恵まれておられますね。壮大な高原でおいしいビールを飲むって、至極の贅沢ではないでしょうか。

僕は経済的にも時間の余裕もないため、なかなか地方で地ビールをいただくことが出来ません。
新潟は遠いですけど、阿蘇を見ながらビールを飲むことは出来るかもわかりません。

僕は、濃いビールはどちらかと言うと苦手なんで、ピルスナーをいただきたいですね。
また、コメントいたします。
返信する
ピルスナーは原点 (rex-blue)
2008-03-17 01:39:34
コメントありがとうございます。やっぱピルスナーは日本人にとってのビールの原点だと思います。ところで、広島でしたら、ベッケンはどうですか?私、結構好きなんですよ。私が近所ならビアパスポートを買って頻繁に通うのですが。
返信する

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