ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(最終回)

2022-11-16 11:06:41 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「臥龍醸造」の続きです。


次に頂いたビールは「臥龍ベルジャンホワイト」。

     

     

ベルギー酵母による複雑な香りとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、心地よい酸味が響く。旨い!ベルギー酵母によるエステル香とスパイシーな香りが特徴の、爽やかな教科書的なベルジャンホワイトです。

     

     

     

注文していた「ランチワンプレートセット」が到着。敷地内のパン屋のパンが入ったプレートです。コロッケに見えた揚げ物は、「じゃごカツ」でフィッシュカツでした。くるみパンは小麦の香りと味わいが深くて美味しい。豚トロベーコンの炒め物、旨味と塩気がしっかりで、ビールが進む味わいです。

     

     

続いては「臥龍IPA」。モルトの甘い香りとそれに寄り添う干し草系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。イギリス系らしく、ホップの苦味がじわじわしっかり効く。旨い!モルトの甘い香りとしっかりフルボディに、イギリス系ホップの苦味がじわじわ響く、イングリッシュIPAです。イングリッシュ、貴重です。

     

     

モルトの豊潤な香りとトロピカル系のアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。旨い!モルトの香りと旨味は豊かで、トロピカル系のホップの香りが寄り添うアメリカンIPAです。ブルワーさんによると、狙ったのはヘイジーIPAだったそうですが、原料不足でこのような仕上がりになったそうです。ちゃんと立派なビールに仕上がってます。

今回はこれにて終了。こちらのビール、教科書的なビールをしっかり作り込んでいる印象。もっとチャレンジングなフレーバーに今後はきっと取り組まれることと思います。それにしても、イングリッシュIPAがあったのは嬉しいですね。このスタイルをもっと日本で根付かせてもらいたいです。この蔵の独特なアンティークな空間でビールを頂ける幸せ。古い町並み散策の途中に立ち寄りたい醸造所です。

     

     

     

持ち帰り用の瓶ビールの販売もあります。特にペールエールの黄金のラベル、こちらのロゴと相まって、カッコいいですね。

     

また是非、ゆっくりと滞在したいです。

この後、次なる醸造所を目指し、本日の宿泊地となる高知県窪川に移動します。

     

     

     

予土線で宇和島から江川崎までは何とかたどり着いたのですが、この先途中脱線事故のため不通状態になっていました。ここから先は代行バスで向かうことになるのですが、発車時間まで1時間30分ほどあるので、駅の近くで食事をとることにしました。

     

     

     

駅の近くのたった1軒の居酒屋に飛び込み、四万十市らしい料理を頂きました。これが大当たり!こんな場所でこんな心癒される料理を頂けるとは。至福の時間でした。

     

     

     

その後は、無事代行バスに乗り、窪川へ。窪川には20時過ぎに到着。臥龍醸造を出発して、約7時間。疲れました。

いよいよ明日(次回)は、山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行も最後の醸造所への訪問になります。マニア心をくすぐる、「超秘境系」です。お楽しみに。



臥龍醸造
愛媛県大洲市大洲98番地1
TEL:0893-23-9190

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください     

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アンティークな雰囲気で 臥... | トップ | 超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビール紀行(中国・四国)」カテゴリの最新記事