貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

私は貝になりたい

2009年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は有意義な一日だったと自己満足していたら、帰りがけに店長に呼び止められ日報の提出を求められる。何でもっと前に言わないのかと文句を言いたいのを我慢して、三日分を提出する。ちなみに今日の訪問件数は4件、少ないと言われればそれまでなのだが、自分では質が伴った4件だったと自負しているのだが。そ~ら、来るぞと思っていたら、「今日はたった4件かね?」と憮然として聞いてくる店長。笑顔で「はい」と答える私でした。この手の質問は、これで何回目だろうと回数を数えてみる。あまりに自信満々に答える私に不満なのか、今度は「訪問した時間を書け」ときたもんだ。上司の納車引取りお手伝いの時間もですかと聞き返す私でした。「分りました」と答えると、ボールペンの赤で時間を記入して説明書きまでつけるサービス付きです。

上司に「日報には嘘を書くな」と教えられて以来、かたくなに守っているのですが、書く気になればいくらでも改ざんして書けるのです。何も分っていないんだと思うと、言い訳するのもバカバカしくなるので、いつも私は貝になるのでした。この人と話しても無駄だとばかりに右から左へ言葉が抜けていくので、私は時計だけが気になるのです。周りの人も分っていて、目で合図してきます。以前も、店長に言われてばかりいないで言いたいことは言ったほうがいいよと、周りの人に助言されましたのですが。今日の4件のプロセスがいかに大事なものだったか分らないのだろうかと思うと、この人は営業をやってきたのだろうかと疑問に思ってしまいます。まして店長となれば尚更なのです。新人の苦労はそこにあるのです。明日から日報に訪問先の住所と移動時間も書いて見ようかと考えています。

何処の馬の骨が来たんだと、不審な目つきで見られた最初の訪問から二ヶ月とちょっと経ちました。挨拶程度で済んでいたのが、少しづつ会話が増えようやく顔と名前が覚えてもらい、車の話が出来るようになりました。ちょっとだけお知り合いと言う領域まで進んだかなと思わせる嬉しい出来事でした。車の調子が悪いので見てくれないかと言われて、二つ返事でお店に戻り、上司に事情を説明して同行してもらいました。少しづつ蒔いた種が芽を出し始めました。

今朝は6時45分起床、人間商売の楽しさが少しづつ分ってきた・・・・。

コメント
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