久しぶりのブログ更新です。
昨日,療育手帳の再申請のため,発達検査を受けてきました。
形式は田中ビネーⅤ。
前回(5歳10カ月)受けたときの結果はIQ75で,その前後に受けた新版K式発達検査のDQよりもだいぶ低く出ました(療育と発達検査の略歴を参照)。
その差は,新版K式発達検査を担当してくださった先生の話によると,田中ビネーは言葉で説明する問題が多いので,言葉に苦手のある息子には難しかったせいでは,とのことでした。子どもによって発達検査にも相性があるようです。
それから3年,いろんな面で成長した息子ですが,日本語は今も拙く,聞いたり読んだり理解はできても表出が実年齢よりも遅れており,第三者に言葉だけで何かを上手く説明するのは難しい状態です。
そんなだったので,今回の田中ビネーでどう出るか気になっていたのですが,結果は
IQ92(8歳2カ月)
前回から17ポイントアップの大成長です。
実年齢(8歳10カ月)から8カ月の遅れですが,検査では,答えはわかっていても言葉で説明ができなかったり,うまく切り替えられなかったがために落としてしまった問題もあり,実年齢と比べて知的に大きく遅れているというわけではなさそうとのこと。
ちまたでは,IQは大きくは伸びないとか,小学校に入ってからは大きく変わらないとか,ひとたび特別支援級に入ったら健常児との差が大きくなってしまう,等々聞ききますが,必ずしもそうとは限らないようです。
再申請した療育手帳は非該当となりました(当県ではIQ70台くらいまで)が,息子が小学校に上がってからも着々と成長してくれたことが数字として表れたようで,嬉しかったです。