満月庵では、
まだ冬枯れの景色の中、
野点席をしつらえました。
松子 『どーーーだ!ええだろう、そどのせぎは。
うさぎやじゃ、まだ、ねぇど。』
小松 『だども、ねぇちゃん、
まだ二月だっぺ。』
松子 『何でも、さぎ取りした方が勝ちなんだよ!』
松五郎 『ねぇちゃん、とごろで、
なんでオラ、傘しょっでるんだ?
オラ、トロピガルドリングになっだ様な気分だ。』
松子 『野点傘がちぃせぇから、しっかたねぇんだよ。
おめぇも、オラのこどべぇ~かりたよっでねぇで、
どったらこども自分でやるようにしにゃあな。
傘ぐれぇ、自分でさせや。
これが、自立のでぇ一歩だ。』
松五郎ちゃんの自立のでぇ一歩。
小松 『ねぇちゃん、やっっばり、
野点傘は緑の中の方が、映えるんでねぇか?』
松子 『ばぁか言っでんでねぇよ!
ごの墨絵のようなせけぇに、赤が映えるんだよ!』
自信満々!!!
小松 『だども、オラ寒ぐでよぉ。
縁側よりも、もっどしばれるべ。』
松子 『まぁだ、おめぇはそんだらごとべぇっかり。』
松子 『ほれ!しばれんだっだら、
火焚ぎゃええだろ。』
松子 『湯ぅも、沸がせられっしな。』
小松 『焚火かよ?!山火事になるっぺ!』
松子 『気ぃつげでりゃ、でぇじょうぶだよ。
まっだぐおめぇは、ネンガテブだなぁ。』
小松 『ねぇちゃんが、楽観でぎすぎんだよ!』
野点席が作りたくて、
手持ちの蛇の目傘と、
フェルトをかけた百均の花台を置いてみました。
傘が小さいので、席は二つに分けて、
松五郎ちゃんには、もっと小さな傘をしょわせました(笑)。
やっぱり傘、小さすぎるな・・・。
折って作る傘、作ってみようかな。
松子ちゃんと小松ちゃんには、うさぎ柄の割烹着、
松五郎ちゃんには、唐草模様の腹がけを作りました。
松五郎ちゃんは、
丁稚奉公の男の子みたいな格好をさせたかったのですが、
唐草模様で作ったせいか、何だかお祭りみたい(^^;)。
・・・それとか、獅子舞の人?(笑)
丁稚さんは、地味な縞の着物に、
ベージュっぽいような無地の腹がけをしていたのかな?
マダムに合わせて作ると、何でも、
横幅が広くて、寸詰まりな形になっちゃいます(^^;)。
小松 『ねぇちゃん、こりゃ、うさぎの柄だべ、
うさぎやさんの制服みてぇだな。』
松子 『うさぎと言っだら、お月さん!
お月さんと言っだら、満月庵だよ!!!』
小松 『。。。。。』
松五郎 (おろおろ・・・。)
(出演者:マダムアレクサンダー 松子&小松&松五郎ちゃん)
きゃははーー。
ホントに松子ちゃん達の会話おもしろーい!!!
松子ちゃんの暴走がすごいね。そして冷静な小松ちゃん^^
松五郎ちゃんは、おろおろ・・・。
外は、さすがにまだ寒そうだよねー。
それにしても和菓子がまたキレイで美味しそうだわぁーー。
うさぎ割烹着も松五郎ちゃんの唐草腹がけもみんなぴったり!!なんでこんなに和が似合うんだろーーww
沢山コメント、ありがとう~~~!\(^▽^)/
松子ちゃんは、すごいよねぇ、たくましいよね~~~(笑)。
小松ちゃんも、結構負けてないんだ。
松五郎ちゃんだけが、間にはさまれて、痩せちゃうかも(笑)。
うん、さすがに外席はまだ寒いよね、いくら焚火たいてもね(^^;)。
これは、上生菓子セットで高級だね(笑)。
マダムは和が似合うから、面白いの(笑)。
マダム専用の着物も作りたいんだけど、かなり特殊な形になりそう。
縦横比が(^^;)。