星夜 『二人とも、ここに居たんだ?』
木の子 『あ、星夜くん。』
葉の子 『お兄ちゃん。』
星夜 『木の子ちゃん、何見てたの?』
木の子 『あのね、向こうの山を見てたの。』
木の子 『ほら、あそこに山が見えるでしょう。
あの山の向こうに、おさびし山っていう山があるんだって。』
星夜 『ふ~~~ん。』
葉の子 『ふ~~~ん。』
木の子 『おさびし山には、きのこ谷に住んでる人達とは、
違う種族が住んでるらしいの。
それは、それは綺麗な絹のような肌をして、
朝日が射した時の湖面のように輝く瞳を持っている人達らしいの。』
星夜 『へぇ、そうなんだぁ。』
木の子 『私、いつかおさびし山に行ってみたい!』
木の子 『でも、おさびし山に行くには、
険しい山道を越えて行かないといけないんだって。』
星夜 『じゃ、アオに乗っていかないと行けないね。』
木の子 『そうね、アオだけには頼れないけれど、
私達の足だけで行くのは、無理そうだもの。』
木の子 『アオ、いつか一緒におさびし山に登ってね。』
アオ 『ヒヒ~~~ン!』
星夜 『ところで、木の子ちゃん、
今日は、ずいぶん女の子らしい格好してるね。』
木の子 『ああ、これ?
又、葉の子ちゃんがジーンズをリメイクしてくれたの。』
星夜 『何だか、いつもと感じが違う。』
木の子 『変?』
星夜 『そんな事ないよ、可愛い。』
木の子 『ありがとう。』
葉の子 『ちょっと、ちょっと、お兄ちゃん。』
星夜 『え?』
葉の子 『何よ、木の子ちゃんばっかり。
私だって、女の子らしい格好してるのよ。』
星夜 『・・・も、もちろん葉の子も可愛いよ。』
葉の子 『何だか、とってつけたようだなぁ・・・。』
あまり物事にこだわらない葉の子ちゃんも、
木の子ちゃんばっかり気にかけていた星夜くんには、
納得がいかなったようです(笑)。
・・・それはともかく、
いつの日か、三人はおさびし山に行く事ができるのでしょうか?
まだ見ぬおさびし山と、そこに住む人々。
未知のものへの好奇心と期待に、
三人の心は、高なります。
ブライスのディスコブギのジーンズがもう一本あったので、
今度は、レースとビーズでプチリメイク。
木の子ちゃんが上に来ているキャミは、
ずっと前にブライス用に作ったもの。
JERRYBERRYは華奢な体系なので、
後ろで身幅を少し狭くなるように調節してあります。
葉の子ちゃんが着ているキャミワンピは、
iMda Doll3.0用に作ったものなので、
かなりブカブカですが、
セロテープを輪っかにして、ワンピをボディに貼り付けて、
無理やり着せちゃいました(笑)。
JERRYBERRY Dollは子供らしいドールなので、
ウィッグは、おかっぱかモヘアのショートっぽいものだなと思っていましたが、
実物が到着してみると、意外とロングとか、
女の子らしいものも似合うので、
今回は、二人ともガーリッシュにしてみました♪♪♪
(出演者:jerryberry doll Berry 木の子ちゃん
&
jerryberry doll Penny sleepy 葉の子ちゃん
&
jerryberry doll Berry sleepy 星夜くん)