それでも日は昇る

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絵本の読み聞かせには覚悟が必要

2015-03-17 08:30:33 | 日記
下の子も小学校低学年になり、もう自分である程度の本が読めるようになったので、以前のように絵本を読み聞かせる機会というのはなくなった。
でも「読み聞かせ」というと「子供のため」というイメージがあるけど、実際は一緒に読んでいる大人も絵本から学ぶことは多いし、時には自分が感動して泣きそうになることも・・・。
実際、下の子に「これ読んで~」と持ってこられた本を何の気なしに読み始め、ラストあたりで声が震えてしまったことが何度かある。
あらかじめ「悲しい話」「感動する話」だとわかっていたらある程度覚悟できるんだけど、下の子が学校の図書館から借りてきたものは予備知識なしで読むものが多いから、たまに不意打ちを食らうことがある(汗)
つい最近では「おじいちゃんがおばけになったわけ」という本で涙腺が崩壊した。
実はこれ、とある絵本雑誌で紹介されていたことがあり、ネットでも「感動する」という口コミを見ていたので、一応「感動モノ」という予備知識はあったんだけど、覚悟して読んだにもかかわらず、最後には声が震えるのを押さえられなかった。
内容自体は割と淡々としていて、いわゆる「お涙頂戴物」のように仕上げているわけじゃないんだけど、そこがまたいい。
書き手や作り手が「どう、泣けるでしょ?」と狙って書いたものって、不思議と読み手にも伝わるもので、しらじらしい感じがするんだよね。
でもこの「おじいちゃんがおばけになったわけ」はシンプルで淡々としているからこそ、心にじんわり染み渡った。
私も大好きなおじいちゃん、おばあちゃんを亡くした経験があるから、余計に心にせまったのかもしれないな。