言い逃れなんてできない

札幌市の住宅で母子が殺傷されるという凄惨な事件が今月の8日に発生したのだけど、その犯人が10日にようやく逮捕されたとニュースで知った。
なんでも発見当時車内にいたそうで、当初は車から出てこず、抵抗したのだそう。
で、結局何とか逮捕にこぎつけたのだけど、「家の中に入ってからの記憶がほとんどない」と言い逃れしているんだとか。
ちなみに逮捕されたのは元夫で、今回の事件で負傷した元妻の女性は事件が起こる数時間前に警察に対してひんぱんに電話やメールが来て困っていると相談していたのだそう。
要するにストーカー被害に遭っていたわけで、警察は相談を受けて相手の男に対し「連絡しないように」と注意したのだけど、どうやらそれがきっかけで逆上したみたい。
で、その際に凶器になった包丁とバットを持参しているにもかかわらず、「殺意を持って家に行ったわけではない。話をしようと思って行った」と言っているそうで・・・。
単に話をするだけならバットも包丁もいらないわけで、もう言い逃れしようとしているのが見え見えなんだよね・・・。
今回の場合、元妻の女性のお母さんが亡くなっているわけだし、知らない・覚えていないで逃げようなんて許されない。
それにしてもこういう別れた後につきまとう男って一体何が目的なのやら。
たぶんもともとこういう暴力的なところがあって、だからこそ元奥さんも逃げたんじゃないのかなあ。
それなのにまた暴力で訴えるなんて、懲りてないというか・・・。結局DVの加害者なんて、自分がしたことの自覚を持つことはないのかな。