広告用語で昔話

広告業界で働いた経験を活かし、昔話を広告用語で書いてみた・・・というおもしろい試みをした人がいた。
広告用語で昔話ってどういう意味・・・？と興味を持って見てみたら、たとえば浦島太郎、「変な話、浦島太郎という漁師が母親と2人でNDAを交わさずに暮らしていました」からスタート。
昔々が変な話になっているあたりでもうつっこみどころ満載だけど、それよりも「NDA」が気になって仕方ない。
おそらく業界用語だろうと思って調べたら、「秘密保持契約」のことだった（笑）
要するに、お互い隠し事などせず、仲良く暮らしていました・・・という意味なんだと思う（笑）
その後、カメを助けるまでの描写もいろいろおかしいんだけど、その翌日の様子が「浦島太郎が船に乗り海のabove　the　lineでコピーを考えていると、below the lineから亀が顔をインプレッションさせました。 」ともう意味がわからない・・・。
ちなみにabove　the　lineはマス広告。below the lineはセールスプロモーション施策だって・・・。
そしてそのときのカメと浦島太郎の会話。
カメ「企画とか全然そういうんじゃないんですが、竜宮城行きません？」
浦島「基本OKです」
もう雰囲気台無し（笑）
他にもシンデレラとか鶴の恩返しとかいろいろ書いたみたいだけど、言い回しが違うとこうも雰囲気が壊れてしまうものなのか・・・とある意味新しい発見をした（笑）
やっぱり描写って大切なんだなあ。そしてわかりやすい言葉で表現してくれている昔話にも感謝。
だっていちいち専門用語を調べながらだと、全然ストーリーが頭に入ってこないもん（笑）

なつかし漫画の続編

大学生の頃、友達に貸してもらってはまった漫画「やじきた学園道中記」。
当時でも新しい漫画というわけではなく、むしろ古い漫画の部類で、イラストもレトロな感じだったんだけど、話がとにかく面白くて、一気に読んでしまった。
主人公は二人の女子高生。黒髪美少女だけどチャキチャキの江戸っ子のやじさんと、冷静沈着でクールな美女のきたさんの二人が、転校を繰り返しながらその土地でのごたごたを解決していく・・・とまあ、痛快なアクションコメディ漫画なんだけど。
とにかく主人公二人はもちろん、その周囲を取り巻くキャラも魅力的で、絵の古さなんか気にならないほどどっぷりはまってしまった。
やじさんは同性としてうらやましいほど魅力的で、こんな友達がいたらなあという感じ。
対するきたさんは、そのへんの男なんか問題にならないほどの男前（笑）
実際、女性にばっかりモテていて、しかも本人はじんましんが出るほど男嫌いと来てる。
もちろん私にそういう気はないけど（笑）でもきたさんみたいな人が身近にいたら、いかにノーマルな女でも落ちるだろうなあと思ったり。
でもやじさんときたさんて性格も見た目も全然違うのに、見事なコンビで、お互い助け合い、協力し合いながら問題を解決していくのが痛快。
ひとつの事件が終わるとき、ほんとスカッとするから、イライラを感じている時とかストレスがたまったときにおすすめ。
ちなみに大学を卒業してからはしばらく読んでいなかったんだけど、知らないうちに続編が出ていたらしく、びっくり！これは本屋さんをチェックしなきゃ！