わが家の主治医の先生は、もう、84~5歳の高齢の方だ。
若いころは、某病院で、産科部長をなさっていた方だ。
30年くらい前から、午前中だけ、自宅で婦人科・内科を開業なさっている。
黒い鞄を自転車に積んで、バス通りを奔走なさっていた姿が懐かしい。
文字通り、住民の赤ひげ先生的存在で、親しまれている。
わが家など、家族全員、時には、遊びに来てた孫まで、診てもらっている。
ことが大きい病気の気配がすると、紹介状を書いてくださり、専門家にゆだねる。
その紹介状も無料で書いてくださる。
実に、嬉しい頼もしい家庭医なのだが…。
いかんせん、お年を召された。
息子さんは、某大学病院へ勤務なさってるとか…。
が、父上の後を継ぐ気配はなさそうだ。