親子というのは似るものね!
舅は、白いシチューが大好きだったの。
なんでも、師範の寮生活の中での、一番の思い出だったらしいわ。
田舎育ちの義父には、都会の香りがするシチューは憧れだったのかもしれないわね。
「今晩、白いシチューを作ってくれや~♬」
「はい!喜んで!」

後年、姑がなくなり、義父と二人だけの生活が長かったのよ。
父娘ですか…と、よく間違われたものよ。
師範時代のクラス会にも、義父のお供で、一緒に行ったわ。
明治生まれの義父は、格好良かったし、ママ友さんたちの間でも評判はよかったのよ。
夕べ、主人がぽつりと言ったの。
「白いシチューが食べたい!」
親子ね~。 「白い」というところを強調したわ。(笑)
お昼に食べさせようと、今、煮込んでるところよ♬
カレーと違って、久しぶりだから、うまくいくかな…。❤