純米酒らしい固めの印象。
石井醸造という小田原の酒蔵。明治3年(キリスト暦1870紀元2530)創業。
もち米を使ったもち四段仕込みというのに拘っているとのこと。
日本酒は、昔ながらの自然の乳酸菌を用いる生酛作りと人工の乳酸を添加する速醸に分かれます。自然の乳酸菌を用いて、腐造を防ぐための酸を生成し、酛を酸性傾かせる手法が生酛作りですが、いきなり大きなタンクに入れて作ると安定しないため、初添、仲添、留添と3段階に分けて三段仕込み。四段仕込みというのは+αの工程が入る手法とのことらしいのですが、もち米を用いる。どんな方法を用いているのでしょう。
完全予約制だそうですが、酒蔵見学もしているようですね。訪れる機会はあるでしょうか。