Rockzy 倶楽部 Ⅱ

♬~私の喜怒哀楽の想い出は音楽と共に~♬

☆金曜の夜は元気が出る「The Beatles---Lady Madonna」オールドロックンロール

2012-11-02 17:48:14 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Lady Madonna
やっと楽しみにしていた金曜日。この時間から寝るまでの時が一番すきです。朝からぐずついた天気なんか問題なし!更に元気でるように、今日は「The Beatles---Lady Madonna」ポールのボーカルですがジョンにいわせると「ピアノのフレーズはいいけど曲自体はたいしたことはない」といっているが懐かしいブギウギサウンドは気持ちいいんですがね。

ビートルズの英国での17枚目のオリジナルシングル。カップリング曲は「ジ・インナー・ライト」。
この曲はイギリスでは1968年3月15日に発売された。
  作者のポールがリード・ヴォーカルを取り、ジョン・ジョージがコーラスを付けている。
この曲は1968年2月3日、アビイ・ロード第3スタジオにて録音開始された。
インドでの修行に旅立つ直前の事である。
  修行の為、イギリスを留守にする3月にシングルを発表する事に決めていたのである。

まずポールのピアノ、そしてリンゴのドラムだけで3テイクを録音。
その第3テイクにポールのヴォーカルとベース、ジョンとジョージのギター(1つのアンプに2本のギターを繋いだそうだ)、リンゴのドラム、ジョンとジョージのスキャットをオーバーダブ。
ジョンとジョージはポテトチップスを食べながらコーラスを録音したらしい。

1968年2月6日。アビイ・ロード第1スタジオ。
  先日の第3テイクに空きトラックを作るためにリダクションを行い、第4テイクを作成。
その第4テイクにポールのセカンド・ヴォーカルとピアノ、ハンドクラップ、ジョンとジョージの「see how they run」のコーラス、そして間奏部分の3人によるコーラス(口を手で押さえてくぐもった音を出した)をオーバーダブ。

この第4テイクに空きを作るために再度リダクションを行って第5テイクを作成。
その第5テイクに急遽スタジオに集められたサックス・プレーヤー4人がブラス・セクションをオーバーダブした。
この内の一人はあの有名テナーサックス奏者のロニー・スコットである。

このブラスセクションの録音は101回ものやり直しがあったそうである。

そして1968年2月15日。最終モノリミックスが作成されてこの曲は完成に至る。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲のイントロピアノは1956年にリリースされたジャズ曲「Bad Penny Blues」をモチーフにしている。
    そしてこの「Bad Penny Blues」は英国でリリースされたもので、しかもジョージ・マーティンがプロデュースしたもの。
  2. この曲にはプロモーション・フィルムが存在するが、実は「ヘイ・ブルドッグ」の録音風景である。
        元々はこの曲のフィルム撮影のためにスタジオに来た4人だが、「せっかくだから」と曲の録音を始めてしまい、しかもその日のうちに完成させてしまったのである。
        後年、この時のフィルムが全て発見されて「ヘイ・ブルドッグ」のプロモビデオが新たに制作された。
  3. ポールはこの曲がいたくお気に入りの様子でウィングス時代から今に至るまでのライブでは、大抵セットリストに入っている。週末は楽しい音楽でも聴いて、ゆっくり過ごしたいです。これからも、よろしく
コメント
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