宿題を終らせた坊主達はいつもの芝へ急ぐ。
この日は3Ryouと6Haruと3Yuiと6Kouと3Kaeの5人。
さてさてなにするの?
見ているとリフティング散歩の後、テキト~な1対1を始めた。
テキト~とは、負けてもヘラヘラ。
悪く言えば、ヘラヘラ。良く見てやれば「楽しそうに切磋琢磨している」か。
どっちじゃ?(‐ー・
いや、こいつら、「練習のような遊び」をしてるだけじゃん。
1時間くらい黙ってやらせておいたら、尚、遊びやがる(笑)
よっこらしょ、、ちょいとやつ等に火をつけてみるか・・
油持って・・ライター持って・・・いやいや。
「おいKou、Haru、おめえら6年だろ、その程度の勝負か?」
「仲良しこ良しでお前ら2人はそうやってJrユース落ちるんや。へへ、このヘタレ。」
「削り合うのが怖いんだろ?友達同士でガツガツやるのが怖いんやろ?
いやいや、本当は負けるのが怖いからマジメにできねえんだ、ヘタレ長男のお二人さんよ」
「Kaeみたいにいつでも本気で勝ち負けに拘ってみろよ!」
こんな瞬間、今までなら「長男フリーズ」してキヨツケして硬直するんだけど、
最近は強くなった。 切り替えてさっさと始める。(大きな進歩だ)
Haruを削るKou、、転んで泣きそうなHaru。グググッ、と睨み返し、アタックするHaru。
お~ら~みろ!言われるとできんじゃん、「言われると」スイッチは自分で入れろや!
そうこうしているうちに、負けていたHaruが後ろからKouの顔をビタ~ン!
あろうことか、びんたして球を奪った(笑)
チッ!と後ろからHaruの裏膝を蹴るKou(ーー;
ええ?えええ?お前ら今何した?後ろから叩いたの?(爆笑)
ぷぷぷ。ああ、そうねOKOK、そっちね(涙)
お前らそろそろ、Oンゲが生えてきて男が伸び始めた頃ね。懐かしいな~~(笑)
だったら、だったらよお、おめえら球要らねえから、、こっちの芝生で喧嘩してみろ。
良いね良いね~、どっちが強いんだろ?ちょっとやってみろよ。
(--;(ーー;いや、いいです。ちゃんとやります。(なんだよ、つまんねえっ)
ははは。はっはっはっ。でも良いよ。なんかさ俺も思い出したよ、
俺もさ、中学んとき、足ガンガンやられてさ、「って~な~!」ってよく喧嘩してたな。
高校からは
名古屋駅とか金山駅、神宮駅で別の3対3とかのミニゲームやってたな
お前らもそんな年頃になってきたんだ。。そうかそうかこれからだね~(妙に嬉しくなった爺である)
「アOか・・」と
冷ややかに「Oカ長男2人」を横目で見つつ、切磋琢磨しあう3年坊主達であった。。