試合前はいつものことだが、負けた試合のDVDを繰り返し見ながら眠に入っていくKae
3年生になり初の公式戦「あじさいカップ」が始まった
どうなの?明日は勝てそうなの?
「勝つよ」「ふつうでしょ」 ときた。
はいはい、あんたの強気にはね、いつも安心させられます。おやすみ。。。
朝、
行きの車では俺が提案した「カタチ」をあっさりと否定しやがり、足をダッシュボードに投げ出す坊主。
2つも否定する理由をキチキチと並べ立て説明しやがった。
(確かに、選手のプレー中の細かな癖は奴が俺より見ているってか)
おめえ、いったい何歳だ・・・?(-ー;じゃあ、好きにやりやがれ。ふんっ。。
(なにせ、素人親父ですからね、もはやライバル心でございやす・・はい)
会場は物凄げえ~~~~、パフパフの土ボコリが舞っていた。
フィールドが乾燥し過ぎなんだね、もう限度を越え、
パフパフの乾いた土が10cm程度か、新雪のように積もり、水溜りの様に球が動かない。
選手にドリブルやパスをさせ「今日はどうやって蹴ったら仲間に届くかな」と質問。
(^^ええ?なにが~?
聞いてねえ。うう・・・心配だ(--。
メンバーを選び、一生懸命に説明をするなか、全く聞いていない子が1名。
「ぼ~~~~~~」としててその子と目が合わない。やっぱチミはまずベンチ、ね(笑)
試合1戦目
我が選手がドリブルを仕掛けるが、直ぐにパフパフの土煙が上がり辺り一面が見えなくなる。
ベンチから何が起きているやら分からない中、どうやらKaeがドリブルで持ち込み先ずは1点。
(以前ハチロクでやっていたダートラを思い出す)
試合5分が過ぎた頃、先程の「ぼ~~~」としていた子はベンチスタートなんで自分の隣に座り・・
と横を見ると、、 うおおおおお=!両穴から鼻血がだらだらと垂れたまま試合を見ていた。
「なんで直ぐ言わねえんだ~~」(--;
で、知らんうちに5-0で勝っていた。
試合2戦目
公私ともに仲良くしてもらっているコーチさんのチームなんでね、
「宜しくお願いしま~~す(^^;(^^;」と和やかにスタート!?
んんな~~訳が無いのが我が選手達。「勝負じゃ~!」
ガチで突っ込んだ坊主Kae、
キーパーチャージと言われてもおかしくない程の突っ込みで強引にネットを揺らした。
すんません。。
さっぱりしたのか?「鼻血」が治まった例の子、どうやら集中力が蘇ったらしい。
やるか?「うんっ!」 後半戦から出す。
ゴール前での混戦、アウトサイドでサラッと敵を横に交わし、ズバン!とシュートを放ったが
惜しくもDFの足に。。
彼の光る一瞬を見た気がした。
もう1歩素早く、そしてスパッと振りぬくシュートを教えてあげたい。
こちらも5-0で勝った。
顔中の汗にドロがまんべんなくつき、皆がベトナム戦を終えた戦士ランボーになっていた。
坊主も「自分のドリブル突破」と「ディフェンスの甘さ」の課題をこなし、誇らしげ。
真っ黒な顔も写真撮りたかったな。
いよいよ週末はBディー戦か。どこまでやれるかな?