建築におけるカラーユニバーサルデザイン

こんにちは、埼玉県久喜市の注文住宅、六花舎設計（ろっかしゃせっけい）です。

注文建築の良いところの1つに、壁紙を自由に選択できます。材質、機能性、色やデザインなど家族お一人おひとりにあった壁紙が自由に選べます。
青が好き。レンガ調の壁紙にしたい。赤をちょっと入れたい。白を基調にデザインで変化を出したいなどなど。

でも病院や公共の施設など不特定多数が利用する建築では、初めて訪れた人がどれだけスムーズに利用できるかが
重要になります。そのためデザインとわかりやすさのどちらを優先するか重要になってきます。

人の網膜には、赤、緑、青の３色を感知する3種類の細胞があります。そのうち1種類欠けていたり、２種類の細胞で感知する色が似通ってしまうので、赤と緑の見分けがつきにくいなどの症状が現れます。
日本でもこのような色弱が、男性の20人に1人。女性の500人に1人います。

建築デザインでは、意匠を重視しユーバリティの優先度が低くなる傾向がありますが。このような色弱や目の病気などより多くの人にとって見やすい配色やデザインを考えなくてはなりません。
いわゆるカラーユニバーサルデザインです。

ちょっとした工夫を凝らした公共施設が注目を浴びています。
病院の中の色のついた案内板の中に小さく色名を併記していたり、ポップなデザインで一目でわかるトイレのサイン、黄みと青みの割合を変え色弱でも見分けやすい色にしたりと、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて海外からの多くの来訪客に配慮できるようになるといいですね。

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久喜市の注文住宅 六花舎設計
〒346-0004 埼玉県久喜市南5-6-16
TEL 0480-22-5500
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