大川隆法 『経営者に贈る』 「リーダー」になりたい“あなた”へ130の鉄則 より
『運・鈍・根』
よく、出世の条件として、「運・鈍・根」ということを挙げます。
出世をするためには、「運」も要るけれども、「鈍」、鈍重さ、鈍感さ、鈍さもなければいけないし、「根」、根気、根性も要るということです。
「運」については、結果論なので、何とも言えませんが、「鈍」の人が出世するというのは分かるような気がします。
結局、鈍い人、鈍感な人、鋭利な刃物ではない人のほうが、けっこう長く続くのです。
「根」、根気、根性のある人もそうです。
「希望の法」より
『忍耐を重ねる』
人間が成功するのは、その人の才能が一流であるからだけではありません。
歴史上、成功した数多くの人々は、才能においては一流ではなかった人々です。
才能においては一流ではなかったけれども、忍耐を重ね、努力・精進を忘れなかった人々が、次々と困難を乗り越えて、人類史に偉大な一歩を築いてきたのです。
「智慧の法」より
『謙虚な態度』
傑出した人物となるためには、
努力して、才腕を磨き、頭角を現さねばならないわけですが、
頭角を現していく過程において、他の人々とのあいだに、あつれきが起きてくるので、
寛容の心を持ち、感謝の心を持ち、常に謙虚な態度を忘れないようにしていくこと、
これが立身出世の方法だと思うのです。
これは決して明治時代の教えでもなければ、それ以上の江戸時代の教えでもありません。
いつの時代にも普遍的な、ものの考え方だと思います。
「ダイナマイト思考」より