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ポエムストーリー物語詩:いつか君の胸に帰りたい

2020-03-10 09:18:56 | ポエムストーリー物語詩



スタートラインは
一つの道だけだった

喜ぶ笑顔と悲しむ涙
時代(とき)は過ぎて

幾つもの道になっていた
くもの巣の帰り道

大地を踏みしめ
生きてきたつもりだった

強く足跡を残し
帰り道は
一つだと信じた人生

いくつもの
道になっていた
迷路のような帰り道

どの道を辿れば
帰れるのか
いつか君の胸に
帰りたい

ため息をつきながら
立ち寄る喫茶店

カウンターに座る
うしろ姿の君がいた

まばたきすれば
消えたり見えたり

君と出会い 離れ離れに
別れてから
どれくらいの日々を
過ごしていたのだろう

「おかえりなさい」と
言われる夢を見て

魔法がかけられた朝
起こされ窓を開ける

君への愛を
追いかける程に
君の幸せ考えて
あの日の嘘を
思い出す

時計という時が流れ
君を愛して近づく程に
帰り道を
みつけたくなる

いつか君の胸に
帰りたい

風吹く先に帰り道
必ずあると信じて

好きだから 夢を信じて
すれ違った日々を忘れて

愛するということ
忘れずに
君の星座を見て
空を見上げて

いつの日か あの頃の
君に会いたい
いつか君の胸に
帰りたい

幸せだった あの頃の
君に会いたい
いつか君の胸に
帰りたい

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