(写真)トロントの家具店の買い物客が駐車場で見つけた野放しにされた猿
トロントのイケア店に現れて人々を驚かせた羊の皮のコートを着ておしめをした猿が霊長類保護区へ送られました。
5か月のダーウインは、動物保護所で一夜を過ごした後、オンタリオ州のサンダーランドの霊長類保護区に移送されました。
暖かくくるまれたアカゲザルの写真がソーシャル・メディアで世界中に広まりました。
ダーウインの飼い主は、飼育禁止の動物を所有したとして240カナダ・ドルの罰金を支払いました。
「ペットとして飼うには非常に風変りの選択だ、」とトロント動物施設のプログラム・マネジャーが報道陣に語りました。「常識的には犬を飼うなどでしょう。」
猿の前の飼い主達は、ダーウインが1ヶ月半位の時にモントリオールで手に入れたと彼女は言いました。彼らは飼育を放棄しました。
「彼らは昨日起こった事は適切でなかったと理解しています。」と彼女は言いました。
トロント動物施設は、その猿の類は人間に一種のヘルペスを移す危険性があると指摘しました。
霊長類保護区は、ダーウインと数週間のうちに到着する予定の2匹の雌のアカゲザルを含めて、現在、22匹の猿を保護しています。
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世の中には無責任に動物を飼う人が多いものです。ダーウインがイケア家具店の駐車場にいて人々を驚かせたとしても、彼の責任ではありません。むしろ彼は犠牲者です。
とは言え、イケアで車を止めようとして羊の皮を着ておむつをした猿がいたらびっくりするでしょうね。