(写真)マクドナルドはインドで店舗拡張を試みています
米ファーストフード大手のマクドナルドが、インドで、地域の要求に合わせて、「肉無しハンバーガー」レストランを開店しようとしています。
パンの中のビッグ・マック・バーガーを売ることで有名なマクドナルドは、世界初のベジタリアン向きの店になるだろうと言っています。
サブウエイに続く世界で二番目の大手マクドナルドは、地域の要求を満たす方針を進めています。
インドの多数派のヒンズー教徒もイスラム教徒も、肉が入らない料理を食べます。
宗教を遵守するヒンズー教徒は、牛を神聖視して牛肉を避け、イスラム教徒は豚を不浄と考えて豚肉を避けます。
AFP通信によれば、マクドナルドは、来年中に、インド北部のアムリツァルにあるシーク教聖地の黄金寺院の近くに出店する予定です。
宗教当局は、寺院で肉を食べることを禁止しています。
インド北部のマクドナルドの広報担当者は、「多くのインド人がベジタリアンなので、ベジタリアン向きのレストランは大きなチャンスだ。」と語りました。
「現在、インドでは271店という非常に小さい市場だが、世界規模では33,000店です。」
マクドナルドは、インド北西部、カシミールにある、毎年、多くの人が訪問するヒンズー教の巡礼地Vaishno Devi洞窟廟の近くに別のベジタリアン向けの店を開設する計画もあります。
マクドナルドは、食事に気を使う国民に配慮して、砂糖や塩や脂分を少なめにした健康的な食物とサラダを多めにしています。
インドでは、メニューの概ね50%がベジタリアン向きです。
インドでの特徴は、スパイスの効いたポテトを基調にしたマカルー・ティッキ・バーガーで、全売り上げの25%を占めています。
地球規模では、今年、およそ1,300店を新たに開設する計画を立てています。
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ちょっと古く9月4日の記事です。
世界のマクドナルドは、インドでもビジネスを展開しているのですね。宗教に合わせて「肉無しバーガー」! 肉大好きの私には物足りないバーガーになりそうです(笑)