フラットな心で明日

畑に行く。

実家の畑。草取りをします。嘘を現実にするため。

私は、人間としていいかだめかといったら、ダメで、

親のことも、嫌いです。というか、

生まれてきたくなかったと思う段階で、

親たちの普通の家庭を築くだけの欲だと思ってしまう段階で

もう、腐っているでしょ。

性欲と普通である欲。なんていうの、そういうの？

教養も抜けていくので、分からないけど。


欲、私も同じことをしているけれど。


親になってはいけない人間って、実際はいるんだと思う。


人間として未熟だと。


けれど、明日は、ロボットのように平坦に、来るというので

来て頂き、淡々と。


何か怒りに巻かれることもなく、淡々と。

私の責任を精一杯全うするための手段として、


楽しい時間をつくろうなんて、欲を出さない。


私は多分恨んでいる。



いい子で、いなきゃいけなかった子供時代。

しつけで、叩かれたり、笑いのない食卓も。


それなのに、その人、父に愛されたいのはどうにもならない。


たぶん、それをよしとしていた母が、許せないのだろう。

気が小さくて、自分なんかと人に譲る、あわせるそれを美徳としてた母。


いい子ちゃんの母。

結局嘘なのよね。自信のなさだけ。


だから、少し私が問題になると、見捨てたがる。

だから、作らないでほしかった。

手のかからないいい子がほしくて、作ったあなた。


ああああ、憎み続ける私が、つまり、アナタと同じ。


自分がいっぱいいっぱいだから、

いい子を求めようとする。




ああ。でも、明日は全てリセットして、ただ草をとる。