墓参りに行ったとき。浄土真宗のお寺のお言葉。
もともとは、荘子の言葉らしい。
父はお寺と近しい環境で育ったひとなので
聞いてみたが
蝉は極楽浄土を知らない。との解釈。
私はどうもそれでは若干若い感覚で腑に落ちない。
色々な説があろうと調べたら、あった。
蝉は夏に生れきて、一週間で命を終えるのが通説。
だから、他の季節を知らないという「井の中の蛙」的な解釈。
むしろ言いたいことは何か。
となると
他の季節(人と比べること)も知らないのに
一心不乱に鳴き(お経を唱えることにも例えられる)
私の感覚では、命を全うすること。
一心不乱に鳴き続ける
そんな人生もいいじゃないですか。
私は余計なことを考えることが多いから
蝉に劣ると思う(笑