オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

聴診器・・・

2007-11-16 | 想い
みなさまこんばんは。
いつもありがとうございます。

励ましのお言葉たくさんいただきまして本当にありがとうございます。
「少しでも元気になってほしい」とお菓子やお花や本など・・・たくさんお送りいただいております。
どうかどうかお気遣いなく・・・どうぞお願いいたします。

Nさまから、「ブログ毎日見ています。更新がないときはがっかりします。一言でもいいので書いてくださいね」とメッセージいただき、
とてもうれしくて・・・
がんばって更新していきますのでよろしくお願いいたします。



ダーが単身住んでいた家にあったもろもろが送られてきました。
ダンボールにぎっしり三箱分。
わたしと同じで本が大好きだったので、わたしが読めそうな書籍類、診療ノート、
写真類・・・

これは診療ノートですが、24時間休みなしで往診しましたので、どのページもびっしり書かれています。
こんなにもたくさんの方に呼ばれて診療していたんだなあ・・・と思うと
飼い主さんたちに改めて感謝の想いでいっぱいです。


元気だったころはもちろん、がんが発覚してからも、同じように毎日毎日、がんばっていたことがわかり、
本当にダーは幸せな人だったんだなあ・・・と思います。

男にとって仕事は生きる術ですもんね。




写真を撮るのが大好きな人だったんです。自分で現像もできるほどで・・・^_^;
アン、ルウ、その他の動物たちの写真も山ほどありました。

これは数年前、日本最南端の島、トカラ列島にうかぶ宝島に行ったときの写真です。
二度行ったんですけどね、遊びじゃなくて、診療に・・・
宝島はですね、ネコの多い島で、島の方の依頼で、避妊手術をしに行ったんですよ。
二日か三日で20匹以上のネコちゃんの手術をしたんじゃなかったかなあ・・・
わたしとルウも助手?! としてひっついていきました。

ちゃんとした場所もないわけで、何だか野戦病院みたいな感じでしたね。

もともとダーは大型動物(馬や牛など)も得意でしたし、鳥類、爬虫類何でも診ることができたので、そのアグレッシブな姿勢が野戦病院の先生にぴったりのように感じました。

あの人が手術をしている姿を見るのが大好きでしたね。
何だかとってもかっこよく見えて・・・ヒゲぼうぼうのオッサンなのにネ^_^;
そのおかげか、わたしは血も肉も怖くないんですよ(・・・(ーー;))

しかし、夏場だったのでそりゃあもう・・・亜熱帯の島ですから暑いのなんのって。
電力資源にも限りがあるため、民宿も、食堂にしかクーラーがついていないんですよ。
泊まる部屋には扇風機だけ(>_<)
ココだけの話、二人とも裸で寝ました(~_~)

温泉もありまして・・・なんでこんな暑いのに温泉なん・・・?
とか思いつつ、二人で喜んで行きましたけど。

信じられないほど美しい景色の中で、たくさん想い出作って帰ってきました。



愛用の聴診器も入っていた・・・
えーと・・・これどうしよう?
・・・壁にでも飾っておくか!
ルウに食いちぎられる危険性はありますけどね・・・

それにしても・・・わたしが大好きだった頃のダーの写真を見ているうちに、
なんかこう・・・恋愛していたころの記憶がぱーっと蘇ってきまして^_^;
あの頃・・・ダーはすでにオッサンだったのにわたしに夢中で(笑)、わたしも小娘だったのにダーに夢中で(笑)
いやー楽しかったです・・・(*^_^*)

写真とか想い出の品とか・・・見たら涙が出るんじゃないかと思いましたが
涙は出ませんでした。
ただただ、幸せな時間が蘇ってきて・・・

会いたいなあ・・・とは・・・もちろんいつも思っていますけど、
まるで片想いしているみたいな・・・そんな気持ちで・・・
恥ずかしくなるんですけどね^_^;

闘病の二年間も、わたしにとって意味のある日々でしたが、
それまでの日々はやっぱり特別ですね。
どうしてこの人に恋をしたのだろう・・・と考え、ああ、こういう人だったから恋したんだなあ・・・と思ったり^_^;

最近のわたしは、身近な人に、ダーとの懐かしい、ときめきの日々を語るのが楽しくて。
でもかなりノロケが入っているので聞いている方は、苦笑するしかないかも・・・(*^_^*)