ROUCHEの額~薔薇の国星~

「ROUCHE(ルーシェ)」とは子供代わりの猫の名前

「猫(ルーシェ)の額」程度の日陰のお庭の薔薇栽培の記録

ラ セビリアーナ(母の遺したバラ)

2009-06-22 15:25:00 | ☆ラ セビリアーナ
このバラは正確には我が家に現在植えている訳じゃなく
実家にあるバラで急死した母が遺したバラなのです。
現在我が家では挿し木して、やっと根っ子が出た状態です。

母が病に臥せり入退院を繰り返し看病に追われ、やっと元気になったと思ったら
呆気なく、持病と関係ない「くも膜下出血」で
「さよなら」も「ありがとう」も言う間もなく急死してしまった母・・・・

その死後、やっと家の中の遺品などの整理が終わり
外の植物達にも目を向けられるようになったのですが
思えば母が入院してから3年以上は放置していました・・・
でも!元々柘植の木の根元に植えられていた上にジャングルのように雑草が茂り
日照もほぼ無く肥料も水も薬剤も与えられず、虫食いだらけでも
健気に絶え間なく花を咲かせていた このバラ。

最初は名前すら解らず、「日陰同盟」の皆様が、それはそれは苦労して
色々な文献やバラ園の写真の中、ネット検索などを駆使して調べて下さり
やっと「多分、ラ セビリアーナ」”だろう”と判明したのでした。


修景用バラ:ラ・セビリアーナ

日陰お勧め度★★★★★
[木バラタイプ][四季咲き]
フランス・メイアン・1978年作
花色:輝く朱赤色
花径:8cm
花弁数:18~20cm
花形:半八重平咲き
伸長:1~1.5m
樹形:半横張り性
芳香:微香
「ラ・セビリアーナは花がたえることなく咲き続け、また10月以降は実も鑑賞できます。株の下の方からも多くの花を付けるため、とても華やかです。
1979年ADR受賞、1980年オルレアン国際コンクール金賞受賞」

皆さんのご協力で名前が判明後、挿し木して
我が家では枝変わりの「ピンク ラ セビリアーナ」をお迎えしたのですが
比べると益々「やっぱりラ セビリアーナに違いない!」と確信します。
一番最初の写真は5月初旬。
現在はこんな感じです。
ありとあらゆる害虫にやられていたので薬剤を散布し
枯れている枝、折れた枝などを整理したり
周りの雑草を抜いて肥料をあげたりしたら株元から元気なシュートが!



(携帯電話の画像なので不鮮明でスミマセン)
薬剤散布の時に薬が強すぎたのか?
何故か暫く「ピンク ラ セビリアーナ」になっていました(爆)
現在も以前よりややピンクがかった赤です。
ウチの他のバラと「ラ セビリアーナ」の違いって、
シュートと蕾が一緒に出る事でしょうか?
(私はバラの種類に詳しくないので珍しい事じゃないのかも知れませんが)
我が家のピンク ラ セビリアーナも一緒です。

とにかく病気にも虫にも強く、あまり大きくならず日陰や痩せた土地でもOK!
花が絶え間なく咲き続ける、初心者やハンディのある庭では最高のバラ!
・・・と私は言い切る事が出来ます。

我が家の挿し木苗も無事に育って早く花を咲かせて欲しいです。

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