「お母さん、関節が痛くて熱っぽ~い。」
ひょえ~~~。
キャロママん家にインフルエンザがキタ------!!!
「熱計って~~~。」 「37、9度」
「間違いない!インフルエンザやわ~。」 「でもうちのクラスは誰もいないよ。」
「そんなの空気感染するんだから。はいはい早く自分の部屋に行きない!」
「何それ~?あ~頭とか首とか痛いし、関節も痛い。」
「しばらく降りて来んでいいよ~。部屋で寝ときない。」
うっわ~どうしよう~。発病者は隔離したけど。病院連れて行かなきゃだし。
明日仕事やし。家族全員に回りそうだし。A”めやっぱり悪運を運んでキタ~。
って緊急事態に備えて対策本部を作ろうと余念が無いキャロママに...
『お腹すいた。』ってAからのメール。
なぬ~~~?こんな時にお腹がすいただと~?
『降りて来ないでいい!食料は運ぶ。』
さぁ~下では、皆が帰って来た所で緊急対策会議が始まった。
「ちょっと~Aがどうやらインフルエンザらしい!」
「え~?うつされたら困る~。」
「って言うかNちゃん、明日仕事休みなら病院連れてって来んない?」
「え~?でも、私予防接種してるからいいよ。」
「うっわ~助かる~。車の窓全開にしときないよ~。」
次の日...
「お母さん、Aちゃん36度に下がったみたいよ。喉は痛がってるけど。」
「そう~でも、熱の出ないインフルエンザもあるみたいだから。」
仕事中...
『A~どうやった?』
『ケロっとして今コンビニおるよ。』
はぁ~???ケロ?ケロっと??? どういう事???
『インフルエンザやなかったとぅ~?』
『風邪やない?インフルエンザの検査も受けんかったみたいよ。
今とかモリモリ食ってるよ。』
はぁ~??? モリモリ食ってる? 奴はインフルじゃなかった~???
でも、関節が痛いって言ってたよね~?
喉も~頭も~首も~~~痛いって言ってたよね~?
「お母さん、今マラソン大会に向けて走ってたから筋肉痛だったかも?」
なぬ~~~?単なる喉風邪に筋肉痛???
おりゃ~~~A"~~~~~。
「お母さん、私の部屋窓全開で寝たとよ~。超さぶかったし。」
「あはは~ごめんごめん!Yちゃんの部屋Aと繋がってるもんね。」
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