「ちょっと~お母さ~ん!!!」
『う~ん?来た~~~。お久しぶり不吉な予感!』
「何?」
「あんね、ほととぎすがいるよ。」
「はぁ~? ほととぎす~??? 秋の夜長にほととぎす???」
「うん、ほととぎす!」
『あいつ言い切りやがったけど、夜にほととぎすが出てくるかぁ~?』
「どこに???」
「ほらそこ。カーテンに止まってる。」
『カーテンに止まってる???ほととぎすがカーテン???意味わから~ん』
「どこよ~?」
「そこ!」
もちかちて、僕ちんの事~?
「ぎゃははは~。あんたばっかやない!」
「ばっかやない!って何?」 「あれは、バッタよ!」
「え~バッタ?ほととぎすやないかね?」
「ほととぎすって言ったら、ホーホケキョって鳴く鳥やろ。」
「やったね、あはは~。そうそう松虫や~。」
「え~松虫~?クツワムシやない?」
「それを言うなら、スイーチョンやないと~。」
「スイーチョンって何よ。あはは~。」 皆さん、こんなおバカな親子を笑ってやってくださ~い。
どうでもいいけど、はやく出ちて~。
「そうそう~あ行から言って行けば、絶対わかるはず。」
あああ、いいい、ううう、えええ、おおお。
かかか、ききき、キリギリスやない?
キリギリスほど遊び人では無いと思います。
くくく、けけけ、こここ、こおろぎやない?
こ こ こおろぎ~?あんなに黒く無いし~。
さささ、ししし、すすす、わかった!鈴虫!
ひょえ~鈴虫~?そっち来た?そんなに美声ではありませんけど~。
あはは~鈴虫はもっとかわいいわ~。
ち~~~ん!く~Aめ!ことぼとくバカにしやがって~。ちっ!
あ~きの夜長を鳴き通す、あ~おもしろい
虫の声。
「あ~おもしろかったね。」
「で、結局あの虫何て名前?」
うっわ~~~ん、だみだこりゃ!僕ちん、影薄!
もしかして、君は僕の仲間じゃないかい?
いつも訪問ありがとう~。
るいこ...必死で逃げるほととぎすじゃなくてバッタもどきを、やっとの思いで捕まえ
食べました。っと~逃がしてやりました。
あのバッタもどき...たぶん『クサキリ』では無いかと...
だりか虫博士~教えて~。
爆弾娘ネタ...これから何話か続きます。奴は相変わらず母をてこづらせております