『ルークとあそぼ♪』 愛しいルークへ・・・

お空に旅立ってしまったルークへ
日々の出来事や思いを綴ります。

遠い思い出

2010年05月18日 | 暮らし
6年生の2学期までを神戸で過ごして来ました。
東京のはずれに越して来たのは今から数十年も昔・・・
たった2学期間を新設された真新しい校舎で学ぶことになりなったのです。

神戸と言えば東京の都心のような近代化が進んだ都市ではありませんが、それなりに住みやすく都会の街ではありました。
それが、9月に引っ越してきた東京と言われていたところは我が目を疑うほどののんびりした田舎町(笑)
小学校の周りも林や畑ばかり。登下校時は何か出てきやしないかとビクビクしながら通ったものです。

             

新設の小学校で6年生に編入したのですが、神戸では一クラス45名で6~7クラスというマンモス校に通っていましたから、この小学校の一クラス23人で2クラスしかない学校にはなかなか馴染めない何か!がありました。
23人のクラスで女子は8人。今思えば他愛無いことですが、矢張りそこにはボス的存在の女の子が居て初めて体験する陰湿ないじめを目の当りに体験することになりました。

             

「今日はあの子を無視しよう」「来週はあの子にしよう」・・・・
「掃除当番の時あの子はブルマーをはいていました。規則違反です」そんな規則があるわけが無い(笑)
こんな標的に私もなったことがありました。
今の私には考えられない出来事ですね(笑)あの頃は大人しくか弱かった・・・・かも!

             

「どうとく」なども教えていた担任の先生、今にして思えば・・・・言ってやりたいことが山ほどある(笑)
ここで人生が少しだけねじれたと言っても過言ではない気がします。

             

そんな小学校最後の時を過ごした校舎も取り壊しになります。
卒業以来始めて足を踏み入れた校舎。
毎日雑巾がけした真新しかった床は真ん中辺りが撓んで、あれからの年月を思い知らされます。

             

ここが取り壊されて公園の敷地の一角となったら、私の記憶から少しだけ小学校の思い出が抜け落ちる予感がします。