僕は汗かきです。
なので、手に汗をかいても滑らないドラムスティックを使っています。
いや、『滑らない』と断言すると薬事法に触れるので(触れねーよ!)、「滑りにくい(当社比)」としておきましょう(笑)。
これなんですけどね。
これによって、僕は完全にドラムスティックが滑るのから解放されました。
ドラムを叩いていると、手にも汗をかきます。
そうすると、ドラムスティックが滑るんですね。
僕は、ドラムスティックを緩めに持つのでなおさらなんです。
ドラムスティックにはニスが塗ってあるので、それが原因です。
人によっては、ニスが塗ってあっても全然滑らないという人もいますが(むしろそれが普通?)、僕の場合はニスが塗ってあると最悪です。(ニスの厚さや種類によっても違いますけど)
スティックが滑ると、飛ばすまいと握り込んでしまい、手に余計な力が入ってしまいます。
そんな状態なので、昔からいろんな滑り止めを試してきました。
スティックに塗る滑り止めは、手にべとついたりしたりして不快でした。
塗った後に乾くタイプのものもありましたが、滑り止めの効果がなかったです。
スティックに巻き付けるタイプの滑り止めとかはけっこう良かったんですけど、そういうタイプはスティックのバランスや重さが変わったりしますし、巻く手間も面倒だったりします。
あとは、スティックのグリップ部分に溝を刻んでみたり、ニスを削り落としたりしていろいろ試しました。
僕のドラムスティックは、モニターをさせていただいてるパーカッションメーカーPLAYWOODさんで作っていただいているのですが、今まで何度か改良を繰り返してきました。
最初の頃は、自分のドラムスティックなのに、自分でニスを削ったり傷をつけてたんですが、それなら最初からグリップ部分にニスを塗らなければいいじゃないかということで、2005年にニス無し仕様のドラムスティックをリリースしました。
最初のうちは紫色のスティックだったんですが、紫のドラムスティックだとステージ映えしない事に気付いて、2007年頃に色を白に変更しました。
紫のスティックだと、ステージで叩いていてもスティックの軌道が見えにくいので動きが小さく見えるんですよ。がんばってドラムソロをやっても、見た目の派手さがないんです。
視覚効果も重視するマーチングのドラムスティックが白で塗られていたり、白のテープが巻かれている理由がわかりました。
ということで、最終的に塗装は白でグリップ部分にはニスも塗装も塗らないドラムスティックが完成したのです。
白いドラム・スティックはステージでも照明映えしますし、スティックの軌道が強調されるので、普通に叩いていても『動き』が強調されるのです。
掌に汗をかいてドラムスティックが滑ってしょうがないという人や、ヴィジュアルにこだわるドラマーにはお勧めですよ。
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お得なセット販売もあります。