アップル、17年ぶりの株式配当金の支払いを実施へ
Computerworld 8月16日(木)8時20分配信
あなたがもし米国Appleの株主なら、明日には配当金を受け取ることができるはずだ。同社は8月16日(米国時間)、各株主に1株当たり2ドル65セントの配当金を支払う。
僅かな金額だと思うかもしれないが、Appleの発行済み株式数は9億3,500万株。四半期当たりの配当金総額は25億ドルに上り、過去最高規模になる。
Appleは今後も、投資家に対し各四半期ごとに25億ドル分の配当を実施する予定だ。今年8月13日以前に株式を保有していた株主が、今回の配当金を受け取る対象となる。
明日の配当金支払いは初回分で、次回は11月に実施され、今後も継続する見通しだ。Apple情報サイト「Apple Insider」によると、四半期ごとの配当金は、翌四半期終了から約1ヶ月半後に支払われる予定だという。
制限付き株式の保有者も配当金を受け取る資格がある。しかしAppleのCEOティム・クック氏は、同氏が持つ112万5,000株の制限付き株式に対する配当金(7,500万ドル相当)を辞退する意向を既に示している。
なお、四半期ごとの配当金には支払い時に税金が発生する。
(Karen Haslam/Macworld英国版)