がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

堀川の通水

2009年05月21日 | 京都、滋賀およびその周辺地域ぶらり
久しぶりに堀川通を昼間に通ったので、少し車を降りて見てきました。
今年の3月29日に堀川の通水式があり堀川がきれいになったと新聞で知っていたのでどのようになったか気になっていました。

何しろこの一条戻り橋から二条城までの間は小、中を通じて非常に身近な河川で、
小学校から中学へ上る際この川の東か西に住んでいるかで通う中学が違うという、微妙な線引きの川なのです。
おおよそのことですが、東側の小学校が中学になり、小学生の間は西の私たちの通っていた小学校ともっと東にある小学校に分けれで通学していたとか・・・
そんなこともありなんか心の中に変な線となってしまった川です。

子供のころ、友禅染めの色の付いた水が流れているのや、
その後、コンクリートで固められ、ドブ川のようになってしまった時、
かすかに覚えているのですが今の東堀川通のチンチン電車(堀川電車)、
チンチン電車、好きでした。
そして大学生のころのアルバイト先もこの堀川の近くで、
休憩中などよくうろうろしたことなどなど、
川を見ていると、いや、川というより石垣は昔のままですので、
石垣を見ているといろいろ思い出します。

さて、通水式の後は写真のようにきれいになっていて、
下にも降りられるようです。
昔のように賀茂川の水を引いているのでしょうか?
でも、なにか足りないような・・・無機質のような・・・
やはり堀川と言えば堀川電車です。
もしこの東側に今もチンチン電車が走っていれば歴史の街としては最高だと思います。
なんと言っても、疎水で発電した電気を使って、
日本で最初の電気鉄道だったのですから、
歴史的価値は非常に高いと思います。
全線廃止したのはほんとうにもったいない。
最後まで残っていた堀川電車の一部だけでも残して欲しかったと思います。

昔の堀川と堀川電車の載っているこんなサイトを見つけました。
今の堀川と見比べるのも面白いです。



上長者町通の橋から中立売通方向


上長者町通の橋から下長者町通方向