がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

宇治田原の初冬の風物詩

2011年12月06日 | 京都、滋賀およびその周辺地域ぶらり
この時期の宇治田原散策といえば初冬の風物詩「柿屋」です。

宇治田原独特の干し柿「古老柿」を干すための棚が柿屋です。
古老柿は茶席のお菓子に古くから使われ、京菓子の甘さと硬さの基準にもなったということです。


<古老柿発祥伝承のお話>
むかし、渋柿を甘くする方法が知られていない時代・・・。
あるとき村に一人の娘が現れて、干し柿の製法を伝えた。
立ち去る娘の後を村人がついていくと、禅定寺(宇治田原町禅定寺)近くの岩場で姿を消したと思ったら観音の姿を現した。
娘は禅定寺の本尊、十一面観音の化身だった。
以来その干し柿を「一人の娘の柿」という意味で「孤娘柿(ころうがき)」と読んだ。
(京都府山城広域振興局HPより引用)


ということで禅定寺に行ってきました。
参道横の禅定寺の柿屋もありました。
ここはなんといっても発祥のお寺です。
ここに柿屋があったのが嬉しくて、
柿屋ばかり撮ってお寺を撮るのを忘れました。


古老柿は、この鶴の子という小粒の渋柿の皮をむいて柿家の棚に並べて、霜が降りた朝の冷たい風や日中の暖かいお日さんにあてて干します。


禅定寺の回りには柿屋を中心に柿の木も沢山ありました。

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