がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

ホッチキスでがま口(2)

2009年06月04日 | がまぐち企画
ホッチキスでがま口の続きです。
作り方でもう少し簡単な方法に気づいたので、
試してみたところ、シーチングのような薄手の生地では少し無理があるようなので、
また、今度、厚手の生地を使って試してみます。

ホッチキスで止めた後、ひっくり返してみます。
やはり、曲線部分に無理があるような!!


もう一度裏向け、ホッチキスの針が変な方向を向いているものを外し、
一部を修正しました。


これでほぼ形が整いました。
内袋は薄手の生地ですので、手縫いで縫ってしまいます。


外袋は形を確認後は元の裏返しにし、
内袋と口の部分の両端を再度ホッチキスで止めます。


この両端をハッチキスで止めておくと次の糊付けがやりやすくなります。


外袋をひっくり返し形を整えます。
両端を内袋と止めてありますので、
口の部分の外袋と内袋は自動的に合うはずです。


これ以降は通常の作業と同じで、
時間が十分にあるなら、
口の部分を糊(水性ボンド)で貼ります。
糊がはみ出て生地に付いてしまった時や手に付いた時など、
乾かないうちに湿らせた布で拭けば取れるので、
水性ボンドをお使いになることをお勧めします。
また、水性ボンドなら使った道具の手入れも楽です。
ただ、直ぐに仕上げたい場合は速乾性の有機溶剤の接着剤を使うと乾きが早いです。
ただし、はみ出た接着剤が生地に付いてしまった時などは失敗で終わりますので、
分量には十分注意してください。


生地のほつれている部分があればカットして整えておきます。
ここですぐに口金を付けたくなるのですが、
水性ボンドを使った場合は慌てず糊が十分に乾くまで待ちます。
糊が乾いていないと腰のある芯地でも腰が失くなってしまい口金に差込難くなります。
綺麗に仕上げたいなら半日か次の日まで待ちましょう。
ということで乾くまで待ちます。続きはまた今度。

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