大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

“福山龍馬”に反響の声、『龍馬伝』プロデューサーも「狙い通り」と自信

2010-01-15 12:00:00 | 龍馬伝
 1月3日にスタートした福山雅治主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)に、早くも多くの反響が寄せられている。NHKには、初回終了直後から3日間で感想を含めた問い合わせが500件以上届き、同局広報は「ここ数年を見ても非常に多い」と驚きを隠せない。番組チーフプロデューサー鈴木圭氏も「今まで見たことのなかった福山さんの魅力に触れたような感触。狙い通りです」と改めて自信をみなぎらせている。なお、10日に放送される第2話では、福山が泥まみれになる迫真の演技や、三味線を福山が実際に演奏するシーンなどが披露され、“福山龍馬”ならではの見所が控えている。

 福山は坂本龍馬という幕末志士に向き合うに当たり、当初から彼に抱いていた骨太なイメージをほどき、柔らかな部分に着目して役作りに没頭。同作のキーワードの1つでもある“進化した福山”を見出すきっかけに繋がった上で、鈴木氏は「先の展望が見えない昨今の時代に、『かっこいいヒーローが欲しい』という声が福山さんの龍馬にマッチしたと思う」と今回の反響の高さを分析する。

 第1話「上士と下士」では、厳しい階級制度のある土佐藩を舞台に、母・幸の死を経験する龍馬の幼少期から、剣術を磨きたくましく成長した青年期の姿を、香川照之演じる岩崎弥太郎目線で展開した。龍馬の大器晩成ぶりを感じさせる第2話は、福山が牛の糞や尿が混ざった泥水の中でひざまずいたり転んだりする場面があり、体当たり演技が光っているという。

 さらに鈴木氏は「三味線を弾いて歌っているのも必見。ミュージシャンとしての才能も垣間見れます」と“歌手・福山雅治”の魅力を伝えられる場面にも期待を寄せる。ちなみに、福山は昨年末のNHK『第60回紅白歌合戦』で「はつ恋」を披露し、1/2、3、4付のデイリーシングルランキングで連続首位を獲得。ミュージシャンとしても人気の高さを示す。また、ソフトバンクの孫正義代表取締役社長が自身のTwitter(ツイッター)で『龍馬伝』の感想を綴ったことも話題になっており、各方面から“福山龍馬”への関心が高まっている。

1月9日 オリコン


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寺田屋事件の報告書写し公開、龍馬の名も

2010-01-15 00:01:00 | 幕末ニュース
 高知県が購入した土佐藩の京都藩邸資料574点についての報告会が、高知市浦戸の国民宿舎・桂浜荘で行われた。

 坂本龍馬が襲われた寺田屋事件について記した報告書写しなどが公開され、集まった歴史ファンら約70人が「龍馬の名前がある」「近年まれに見る新発見」と驚いた。

 574点のうち約半数が、京都藩邸の役人が見聞きした生の情報を記した書状。勤皇派を探った密偵の報告、脱藩浪士の乱暴事件、茶屋遊びにふける藩士の堕落ぶりなど、幕末の混乱が生々しくつづられ、中には「火中」(火にくべて焼け)と書かれた極秘文書も残っていた。説明した渡部淳・土佐山内家宝物資料館長は「歴史研究で最も重視される、当事者が書いた『1次資料』が多い。一つ一つ調べれば、土佐の幕末史だけでなく、日本史そのものが豊かになる」と説明した。

 寺田屋事件に関する報告書の写しは、幕府側が龍馬について記した新出資料で、龍馬の持っていた書類を押収したとある。三浦夏樹・県立坂本龍馬記念館主任学芸員は「直前に薩長同盟があり、幕府側は薩長の動きを知りたかったのではないか」と話した。

 報告書写しは坂本龍馬記念館の企画展で来年7月中旬から公開される。

1/8 読売新聞


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