大阪龍馬会

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幕末の文化拠点 復元/養父に来月開館

2010-11-10 00:01:00 | 幕末ニュース
 幕末から明治維新にかけて儒学者として活躍した池田草庵(1813~78)が、現在の養父市八鹿町で開いた漢学塾「立誠舎」の建物が復元された。11月末にオープンし、来年正式発足する八鹿地区自治協議会が地域の交流、学習拠点として活用する計画だ。


 草庵は現在の同市八鹿町宿南に生まれ、京都で学んだ。建物を建てた当時の八鹿村庄屋の西村庄兵衛の願いもあって帰郷し、天保14(1843)年から立誠舎で教え始めた。塾は後に門人が増えて手狭になり、青谿書院として移転するが、立誠舎は八鹿地区の教育文化の「源泉」だとして、住民らが建物を保存、活用することになった。


 復元された建物は木造平屋建て約71平方メートル。約200年前の建築と推定されるが、柱などの骨組みは良好な状態で残っており、補強をするなどしてできるだけそのまま使った。屋根はかつて地元の土を焼いて作られていたという八鹿瓦を使い、足らない部材は他の古民家から調達した。県の補助事業に採用され、工事費は約1900万円。


 オープン後は自由に見学できる予定。同協議会準備会では、立誠舎を拠点に草庵を顕彰する活動や、地域の昔話の出版や紙芝居化、昔遊びを通じた異年齢交流、食文化講座などを計画。地域文化を掘り起こし、まちづくりに生かしていく予定だ。


10/28 朝日新聞

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