生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

UR団地のみどり

2019-10-07 08:00:18 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり 1413】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ

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全国にあるUR都市機構の団地。

ここには昔から住む人のことを考え
まとまったみどりが建物と共に作られています。

自宅周辺にも多くのUR物件があり、
民間のマンションより、大きなみどりの
塊が存在していますね。

20メートル級の自然樹形のケヤキ。

これだけの木々を維持できる
URの凄さがわかります。




三田線の北側終点エリアの
高島平に初めて降り立ちました。

三田線は都会のど真ん中、
大手町、白金などを走る電車ですから
高級路線のイメージがありました。

しかし、高島平エリアは
東京中心部に労働力を供給する
庶民エリアであり、

高度成長期に急速に拡大
開発された街であることがわかります。

駅前の団地エントランス。
流れがある水辺が備わっています。

当時であれば豪華設備。

大邸宅の池を
イメージさせるつくりですが、

現代の利用者からの視点では
周りの広場との調和がないため、
ひっそりとしていますね。


駅前を通過する人の6割は
リタイヤされたであろう高齢者ばかり。

その人達に適うみどりのデザインは
なんなのでしょうね。




中庭は子ども達の遊び場、
お母さん達の井戸端会議となる
大きな広場があります。

昔からあった八百屋さん、パン屋さんが
地元の人でとても賑わっており、
ここだけは活性化されていますね。

何も用事が無くても
集まる、行きたくなる場所があることが
いいのかもしれません。

小鳥が集まる、蝶が舞うガーデン
なんかいいでしょうね。

打ち合わせ前、
時間の調整で立ち寄った
UR団地のみどり。

いろいろな気づきを得られた時間でした。