コンサートで都内のトリフォニーホールへ。
2020年に計画されたが、コロナ禍で中止になったコンサートを、4年ぶりに再計画したので行って来ました。
指揮:上岡敏之
指揮者の上岡俊之氏は、当時の新日本フィルハーモニーの音楽監督でした。
1、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
ピアノ:アンヌ・ケフェレック
アンコール曲が気に入りました。
ヘンデル組曲第1番第4曲メヌエット
心に響く魅力的な曲です。哀愁を帯びていて、酔いしれるような曲でしたね。
2、シューベルトの交響曲第8番 ハ長調 「グレイト」は長い曲だが、流麗な旋律、壮大な響きで60分は瞬く間に過ぎた。
曲の冒頭2本のホルンが単独で「ドーレーミ、ラーシドー」とシンプルなメロディを悠々と演奏しますが、この部分は出だしなのでホルン奏者にとってはとてもプレッシャーのかかる部分なので聴く側もチョット緊張します。
2曲とも演奏が終わると同時に、ブラオー、ブラボーの連発、それに加えてアンコールが止まず。
コロナ禍中は、拍手だけで禁止されていた2つの掛け声がホールに響いた。
この声を聞き、やっとコロナ前の姿に戻ったことを実感し涙が出た。
ブラボーは「素晴らしい」の感動を言葉にしたい時に発する最高の感嘆詞なのだから、素直にこの言葉が出るようになり何より良かった。
コロナ禍の時には拍手と無言でこんな布をかざしていた。