昨日の横浜バラウオークの画像です。
バラウオークに出かけたのにバラとは関係ないことなのですが。
バラ巡りの途中、ほんとうに久しぶりでしたがマリンタワーに昇り、天空からの横浜を眺めてみました。
335段ある展望フロアまでの階段を登るイベントに参加したこともありました。
何だかは忘れてしまったが記念品をもらった記憶があります。
塔体の当時の色は赤と白の縞模様でしたが今はシルバーです。
灯台の機能を持ったタワーでしたが、2008年でその役割を終えて、しばらく休館が続いたことがありました。
現在は横浜市が買取り、大幅リニュアルし2022年に再オープンしています。
ピーク時は年間入場者数100万人以上の利用者があったそうだが、展望フロアー行きのエレベータ前に人影はなし。
エレベータで展望フロアーに出たら、そこにも誰もいないので贅沢なことに貸切状態でした。
みなとみらい地区や中華街、元町や山手は人人の混雑なのになぜ。
横浜港を一望できるのはもとより、東京都心から房総半島や三浦半島、丹沢から富士山と360度の眺望は昔と変わらなく素晴らしい景観だ。
ただ、50年前に見ていた港の姿とは大きく変わり、地上からは見慣れた風景だが、上空から見ると浦島太郎のような気分でした。
山下公園を通過し景観を損なっていた貨物線の高架橋が撤去され、三菱造船所の広大な敷地は超高層ビルが連立するみなとみらい地区に変貌しました。
もちろんベーブリッジは無かったし、「くじらのせなか」と言われる大桟橋も変わった。
氷川丸の船体色はグリーンのほかブルーと白色のツートンカラーだった時もあったが今は黒と白の塗装に。
マリンタワー眼下の山下埠頭の倉庫群は解体し跡形もなく更地に、沖の船から荷物を積んで岸まで運ぶために港内を忙しく行き来していた艀(はしけ)の姿は当然ありません。
山下埠頭の空き地で、最近まで開催していた「動くガンダム」の展示が終ったらしく解体作業中でした。
現在の貨物の荷揚げは、ベイブリッジから外の、コンテナターミナルを備えた本牧埠頭や大黒埠頭に変わっています。
マリンタワーより高い建築物など無かったから、展望フロアーからの眺望がとても良かった。
今は周りにマリンタワーと肩を並べる高さのビルやホテルが幾つもあり、そのビルが街並みを遮ってしまったところもある。
展望フロアーの椅子に座り、眼下を眺めながら、しばし回顧の世界に入り込み、50年前頃の風景があとからあとから蘇ってきた。
それなりの歳を重ねているからでしょうが、とうの昔の記憶の世界に入り込むことが多くなっている。
仕方がないこと・・ですね。