拝見しているブログに、お雛様を出してあげた記事を見て気づかされたことが。
箱に閉じ込めたままの雛人形のこと。
女の子の幸福と健やかな成長を願って美しいひな人形を飾るひな祭り。
節句がまもなくですね。
妻の実家から長女が誕生したお祝いに、雛人形をいただいた。
50年前頃の流行りの7段飾りです。
スペースをとるのと飾るのに時間がかかったこと、さらに片付けにはもっと時間がかかって面倒だったのだが、妻は長年飾っていた。
その妻が逝ってしまってから一度も箱から出してあげていない。
10年は箱に仕舞ったままでした。
箱を開けてみた。
柔らかい紙で人形の顔を包んであった。
防虫剤も入れてあった。
人形の中から最上段に飾る親王雛(殿・姫)だけ取り出し並べてみた。
多少色あせはしたが、虫害もなく以前のままの姿でした。
装飾がいろいろあるのだろうが、何も付けずに並べてみた。
しみじみ人形の顔を見たことがなかったが、古き時代の美男美女なのでしょう。
役目を終えた雛人形だが、これからの行き先を考えてあげたい。
子供たちとも相談し、できれば公共施設にでも寄付できればと思う。
大内びなも10年ぶり