日本蜜蜂の冬の寒さ対策に、巣箱をダンボールで覆っていたが、そろそろ撤去していい時期になるので様子を見に。
昨日は北風が吹き寒かったが、今日は風もなく暖かさが戻った。
養蜂箱を置いてある場所は、周りを雑木に囲まれて、風を遮いぎってくれるから、思いのほか暖かい。
ダンボールの囲いを取り除いて自然の状態に戻した。
女王蜂が本格的に産卵をはじめるのもまもなくです。
そのために、いち早く働き蜂たちは蜜や花粉採りに飛び回り始めた。
花粉だんごを体の両側に抱えこみ、次々に戻ってくる。
この団子は蜜蜂たちの大切な栄養源で、後ろ足に丸めて戻ってくる。
これが「花粉だんご」です。
花はまだ少ないが、今なら梅があちらこちらに咲いているから、蜜や花粉は梅の花が中心でしょう。
右と左の蜂が両側に丸めて抱え込んでいる花粉の色が違いますね。
右の少し白いのは梅、左の黄色は椿の花粉でしょう。
蜜蜂たちが訪花する花によりその色もさまざまです。
近くの梅畑に行ってみたら、蜜蜂たちが居るはいるは。
何しろ花の数が多いから、今なら蜜や花粉を採り放題。
花粉だらけの蜂も。
体についた花粉を団子状にして持ち帰るわけです。
日本蜜蜂の蜜は、ビタミン類・アミノ酸等もバランス良く含み、抗菌作用もある栄養価の高い食品で、「パーフェクトフード」と呼ばれるほど、天然の栄養成分が豊富で免疫力を高めてくれるし、美味しいですよ。