11月は温暖な日が続き、蜜蜂さんたちは盛んに蜜や花粉を運んでいたが、12月に入る途端に例年並みの寒さ。
さすがに動きは止まり、ほとんど箱からの出入りがなかった。
休みなく働きづくめだったからね。
お疲れさんでした。
気温が10度以下になると蜜蜂さんは外に出なくなり、冬のあいだは溜め込んだ蜜を食べ、箱の中の温度を一定に保ちながら春まで過ごします。
そうなんです、冬眠しているわけではなく、女王バチを中心に働きバチたちがからだを寄せ合い、蜂球をつくり、細かい羽ばたきで熱をおこし、暖め合って寒い冬でも巣の中は30度前後に保たれているんです。
暖かな日などは外に出て、少ない蜜源を探しに出かけることもあります。
大きな欅の根元に巣箱を置いているから、夏は日陰で涼しく、葉が落ちた冬は陽が当たるので暖かく、蜜蜂さんにとって居住性はグッドな場所。
隣の欅にはフクロウさんのお宿があり、毎年子育てに利用します。
蜜源に花が遅いコスモスを。 左の欅が蜜蜂さん 右側がフクロウさんの欅