E-620 ZD14-54mm f:7.1 ISO200
由布津江川 源流橋にて
E-1 ZD14-54mm f:10 ISO200
梅園さん庭園にて
E-620 ZD14-54mm f:11 ISO200
湯の坪川 上中島橋付近にて
落葉高木に寄生するヤドリギは、冬季にはよく目立ちます。一般には、冬の間のちょっと変わった景色として認識されている程度ではないでしょうか。春には黄色い花が咲き、紅葉の時期には実をつけます。鳥がこの実を食べその排泄物が小枝に付着したり、あるいは実をくわえて種子を搾り出したあと、くちばしをぬぐったりすることによって種子が頒布されるとされています。種子は粘着質で、樹木の樹皮に付着しやすくなっていて、これが樹木の幹に侵入し寄生することで繁殖します。こう書くと特別悪者のように取れますが、大部分のヤドリギは半寄生で、常緑の葉を持ち自身で光合成を行い、地面からのミネラルの供給を宿主に依存し、若干宿主の生長を阻害する程度のようです。ヤドリギに巣作りを行う鳥たちの種類も多く、生態系の要を担っているとさえいわれています。
ヤドリギには関係ないのですが色のない写真だけなのでちょっと色を添えてみました。
E-1 ZD14-54mm f:10 ISO200
梅園さんの離れに続く渡り廊下を竹林の少し手前から望むとこのようなショットのところがあります。